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12日目 グウェン・ステイシー(スパイダーバース)

今回は12日目に描いたグウェン・ステイシー(スパイダーバース)についてお話します。

制作した理由

単純明快なのですが、
・リアルタイムで展開されているコンテンツは目に留まりやすいのではないか
という理由で作成しました。
私が二次創作のイラストを描く主たる理由として、
作品から受けた感動を自分の中で咀嚼してイラストとしてアウトプットする。
というものがあります。
感動は作品に触れている瞬間が最高潮なのですが、イラストにする際はその熱量をいかに保ったまま制作に取り掛かれるかが重要だと思っています。


イラストの解説

特に意識したこととして、
・スパーダーウーマン特有のしなやかで流動的な動きの表現
・原作特有のタッチを再現する
の2点があります。

まず動きの表現について解説します。
スパイダーグウェンといえば戦闘やスイングでのしなやかでバレエのような動きですが、止め絵のイラストでその流動性や滑らかさを表現することは特に難しかったです。
意識としては、体の芯となる骨格にひねりやカーブをつけることを重視しました。肩回り、脚回りなどもろもろひねりを加えていますが、腰回りのひねりはもろに体の柔らかさの表現に直結するので特に意識しました。

次に特有のタッチの再現についてです。
グウェン・ステイシーのバースでは背景やキャラクターのテクスチャに水彩画のような筆の跡が残ったようなものが使われていました。それになるべく近づけるため、筆跡を残すように意識して着色を行いました。特にスーツの黒い部分は光の当たり方の表現とテクスチャの表現の両立が難しかったですが、その分よくできたと思います。
このイラストのあたりから仕上げとして、完成したレイヤーを複製し、それを階調化して元のレイヤーに透過して重ねるということを行っています。

今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

次回は13日目 マイルス・モラレス(スパイダーバース)について解説します。

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