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【短編小説】私のおクスリ

私には、生まれつき持病があります。それは、肺に病気を持っているというもので、普通の人よりも呼吸がしにくく、息苦しさを感じやすい体質です。


それでも、私は生きていかなければならない。だからこそ、毎日、おクスリを飲まなければならないのです。そのおクスリには、私にとって大切な存在がいます。


彼女は、THE ALFEEの高見澤さんです。彼は、私のおクスリの中でも、一番大事なものです。長年、彼を信じて飲み続けてきました。


高見澤さんと出会ったのは、もう何十年も前のことです。当時、彼らの曲は、すでに人気がありました。でも、私が彼を知るのは、もっと前のことでした。


私がまだ小さな子供だった頃、父親がよくTHE ALFEEの曲を聞いていました。その頃、私はまだ自分が持病を持っていることを知らなかったけれど、いつも息苦しさを感じていました。


それでも、父親が聴かせてくれた彼らの音楽は、私にとって大きな励みになっていました。その中でも、高見澤さんの声は、とても温かく、心にしみるものがありました。


そして、長年の治療の末、私はおクスリを飲むことになりました。最初は、まだ病気のこともよく分からず、ただ指示されたものを素直に飲むだけでした。でも、ある時、私はおクスリに含まれる成分を見て、驚きました。


それは、高見澤さんの名前でした。彼が、私のおクスリになっていたのです。それが、私が長年信じ続けてきた、高見澤さんへの強い信頼の原点だったのです。


私は、その後も、毎日、彼を信じておクスリを飲み続けました。苦しい時には、彼の歌声を思い出し、力を貰ってきました。時には、彼の歌詞が、私の心の底に響いて、涙を流したこともありました。


でも、それでも私は、彼を信じ続けていました。今でも、毎日彼を感じながら、おクスリを飲んでいます。そうすることで、私は苦しみを乗り越え、生きていけるのです。


私のおクスリは、何人かにとってはただの薬かもしれません。でも、私にとっては、高見澤さんという大切な存在なのです。彼が私を支え続けてくれるおかげで、私は生きることができます。


彼には、心から感謝しています。そして、私のおクスリに彼が含まれていることに、永遠に感動しています。

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