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僕の新PC組み立て記1「HaswellからAlder Lakeへ」

僕はWindows XPの頃から自作PCを組んでいる。それまでWindows MeがプリインストールされたVALUESTARを使っていたものの、Windows Meの出来の悪さに辟易してXPにアップグレード…したもののNTFSに変換した後の遅さにブチギレ。そこでVALUESTARの筐体を流用してマイクロATXのPentium 4マシンを組んだのが自作PCの最初である。以来、幾度か機器の構成を変えつつWindows 10まで使ってきた。

さて、Winddows 11がリリースされてから半年が過ぎようとしているこ
の頃。僕のPCはWindows 8.1の頃に組んだHaswell(Intel Core i5-4570)マシンで、まだまだ使えているとはいえもう8年ほど。さすがに古さが目立ってきた。そこでWindows 10のサポートが切れるまでの数年のうちに新しいPCを組もうと考えていた。
ところがその矢先にPCが起動せず。運よく起動してもすぐにシャットダウン。電源の不調かと思い、新しい電源と交換したものの、改善せず。PC内部のホコリを取ってもダメ。そんなわけで急遽予定を大幅に前倒しするような形で新しいPCを組むことになった。いろいろと検討した結果、以下の通りとなった(太字は新規に購入するもの)。

CPU:Intel Core i5-12400F
RAM:DDR4-3200 16GB×2枚
GPU:AMD RADEON RX550(VRAM:2GB)
SSD:M.2 500GB×2+SATA 256GB×1
HDD:3.5inch 500GB+2.5inch 1TB
その他:ブルーレイドライブ、増設SATAカード、USBオーディオインターフェイス、USB-Bluetoothアダプタ

CPUは当初はRyzen 5を考えたけど、現状ではコストパフォーマンスが悪すぎて下手をすると予算オーバーをしてしまいかねない状態だった。また、DTM用途で不安な面もあったのでインテルと比較した結果、Ryzen 5よりも安価なCore i5-12400Fを見つけたのでそれを選択した。
Core i5-12400FはCoreシリーズの第12世代、Alder Lake-Sというコードネームのデスクトップ用CPUのうち、ミドルレンジに位置するCPU。今年出たばかりの新しいCPUで、上位版のようなハイブリッドコアではないものの6コア12スレッドということで4570よりは性能の向上を期待できそうだ。末尾の「F」は内蔵グラフィック機能のないものを指している。そもそも僕自身内蔵グラフィックの性能にまったく期待していなくて、最初の自作PCより一貫してGeForce GTXやRADEON RXなどのグラフィックボードを搭載してきたので今回もその方向で組むことにしたのでちょうどいい。グラフィックボードは、RADEON RX550を搭載した玄人志向のボードを前マシンより流用する。

メインメモリは昨今のトレンドを踏まえればDDR5だろうけど、まだ高価なうえにマザーボードが少ないのでDDR4とした。いずれはもう一組増設して64GBにすることを念頭に置いたので16GBを2枚とした。

SSDは今回初めてM.2(PCI Express接続)で行くことになり、システム用と音源ライブラリ用に各1枚とした。現状各500GBあれば充分だ。SATAの方は前に使っていた2台のうち音源ライブラリ用に使用していた1台をゲームのインストールや素材ライブラリをストックしておくのに使うことにした。今回選択したマザーボードがM.2を3枚搭載できるので、いずれ3枚目を搭載してそこに移行する予定である。

HDDは1台はドキュメント、もう1台はSSDの寿命対策にキャッシュファイルなどを保存する場所として使用するんだけど、今回は500GBを1台導入することにした。というのも今のHDDは5400rpmだから、速度面で不安があるからだ。ドキュメント用のHDDもいずれ新しいのに換える必要があるだろう。ほかのブルーレイドライブなどは前からの持ち越しである。OSは8.1のDSP版を持ち越せるかどうかが不安なのでWindows 11 Proを新たに購入する。

というわけで、次回以降は組み立てからWindows 11のインストールまでをツラツラと書いていく予定だ。

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