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僕の新PC組み立て記3「せっかく買ったんだから付けてみた」

CPU問題も解決(?)したところでいよいよCPUクーラーの取り付けだ。僕自身CPUクーラーにはあまり乗り気ではなかったのでこれまで付属のリテールクーラーをつけてきたけど、今回はリテールクーラーではなく社外品を取り付けることにした。今回取り付けるのはCOOLER MASTERの「Hyper 212 EVO V2 with LGA1700(RR-2V2E-18PK-R2)」である。実をいうとCPUの反りの問題を目の当たりにする前にYahoo!で注文していた。それがある程度解決したのでリテールクーラーでもいいような気がしてきたけど、せっかくなので取り付けよう。

今回取り付けたCOOLER MASTERの「Hyper 212 EVO V2 with LGA1700」のパッケージ。
LGA1700に対応させたことにより、型番のサフィックスがR1からR2に変更されている。

COOLER MASTERの「Hyper 212 EVO V2(RR-2V2E-18PK-R1)」は2020年に「Hyper 212 EVO(RR-212シリーズ)」の後継品として発売されたもので、120㎜の大きめのクーラーを備えたサイドフロー型のCPUクーラーである。クーラー本体に変更はないけど、メモリへの干渉を防ぐために銅製のヒートパイプが斜めになっているのが特徴だ。そしてさらに今年の1月、このバックプレートとマウンティングプレートをLGA1700に対応させた(代わりにLGA1366とLGA775を対応から外した)ものが、今回取り付ける「Hyper 212 EVO V2 with LGA1700(RR-2V2E-18PK-R2)」だ。

バックプレートにボルトを取り付けた状態。

まずはプラ製のバックテンションにボルトを取り付ける。LGA1700とLGA1200・1150系では位置が若干違うので注意したい。

バックプレートはマザーボードの裏から取り付ける。
このバックプレートをよく見るとボルトを固定する部品のツメが入る切り欠きが2つあり、
LGA1700はこのうちの外側の方にはまるようになる。
バックプレートを裏から押さえながらスペーサーを取り付ける。
マウンティングプレートを取り付けたところ

次に表面にスペーサーを取り付け、マウンティングプレートを固定したら、いよいよクーラーの取り付けだ。先ほども述べた通りファンとメモリが干渉しないようにヒートパイプが曲げられているので、メモリ側から見てメーカーロゴが正位置になっているのが正規の取り付け方だ。
一度ヒートシンクからファンを外し、付属のシリコングリスをCPUのヒートスプレッダにまんべんなく塗り付けてから、クーラー本体を取り付ける。ぐらつきを確認しながらネジを締めこみ、しっかり固定されたら完了だ。あとはファンを元に戻し、コネクタをマザーボードに取り付ける。
実際に使う場合は、僕の場合だと背面と上面のケースファンを二重反転構成にしているのでそれに負けてしまいそうではあるのだけど、相乗効果を期待しよう。

取り付け完了。メモリスロットを完全に塞いでいないので、
追加のメモリを搭載するには比較的楽だろう。

ところでプラスチック製の部品が余ったけど、これはヒートシンクの反対側にもう1つファンを取り付けるためのパーツだ。付属のファンと同じ120mmファンに対応しているので、強力な冷却効果を期待するなら回転方向を互いに逆にして二重反転にしても面白そうだ。

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