保守とリベラル

 最近、「石田衣良 大人の放課後ラジオ」をオーディオブックで聴いています。今日も通勤の行き帰りで、【オトラジ#218】Xフォロワー自民党超え33万人!作家 百田尚樹さんが結党した新しい保守党の基本政策を考えるのエピソードを聴いていました。

 この回を聴いていて「保守」や「リベラル」といったキーワードがよく出てきます。今の世の中に対する思想、どうなってほしいかという思いの矢印がどの向きに向いているか、というようなざっくりとした解釈のまま今まで過ごしているなと我が身を振り返りながらこのエピソードを聴いていました。そういえば、世の中がどうなってほしいとか自分がどうなっていきたいとかを主体的に考えることをあまりしてこなかったように思います。学生時代に原発反対のデモ行進が毎週のように行われるのを見ていましたが、目の前で何百人もの人が声を上げているのに自分とは別の世界のことのように見ていました。
 原発のことであったり、LGBTのことであったり…危機感があるわけでもなく特別な思いがあるわけでなく、いくつかの情報を集めて客観的な判断をしようとしてきただけでしたが、その結果自分が保守なのかリベラルなのか。世の中の母集団の中のどのあたりに自分が分布しているのか。自分の内側からは自分の半分しか見えないのでヤキモキしますね。


 一応、山猫総合研究所様の価値判断テストではリベラル寄りだそうですので、私の記すnoteはリベラルに偏っている可能性があります。

 自分がどんな人柄でそんな傾向があるのか、人との付き合いの中でもっと探っていきたいものです。ただ、他人を判断するための色眼鏡にはしたくないものです。

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