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砂から人へ戻るとき


・2月とは思えない暖かさで嬉しいものですね。来週は14℃まで上がるみたいで既に春である

・深夜2時過ぎに寒気を感じどことなく風邪っぽさがあったので体温を測ってみたが、いつもとあまり変わらない結果だった。体を温めるために白湯を飲んでから再び寝床に入る。風邪を引いた時特有の匂いもしなかったのでこれはただの底冷えです。

・起床後もう一度熱を測り平熱だったので一安心する。朝食後に一応風邪薬を飲み、昼頃に所用を済ませに行く事にした。大事をとって一日中寝ている事も考えたが、少しでも外の空気に触れたいのと歩きたい欲求に抗えなくて防寒対策を万全にして外に出る。予防線はいくつあってもええですからね

・用事を済ませた後タリーズに立ち寄ってコーヒーとアボカドの乗ったホットドックを昼食にした。薬のせいか少し頭がボーっとしている。店員さんとの会話が1テンポ遅れている感じがする。集中力を高める薬を飲んでいるのに、今日はぼんやり具合が勝っている。やっぱ熱あるんじゃないのか?これ

・タリーズでは現在トム&ジェリーコラボのグッズやドリンクが展開されていて、期間限定のドリンクは一瞬気になりはするけれど実際に注文するまでには至らない。注文したところで甘くて最後まで飲み切れなそうだなという考えに至り、結局いつものコーヒーに落ち着く。昔の自分はそんな奴じゃなかった。ホイップクリームが山盛りにされていても平気だった。胸やけとも無縁だったのに一体どうしてこうなった


・仕事が酷い状況だ。暴走した列車が線路を脱線したまま猛スピードでずっと走っているのと同じ状況。私は毎日そんな列車に乗り込んでいる。

・職場が常に人手不足によって火がついている状況になっており、常に阿鼻叫喚の地獄絵図で仕事がある日は毎日ヘドロ状態になって帰宅しているのだが、来月はそれに輪をかけて更にうわああああああ(AA略)な状況になることが決定している。来月の退勤時はヘドロを通り越し毎日サラサラの砂になってしまっている事だろう。誰か床に落ちている砂を集めて私をもう一度人間に戻してください。

・自分の中で仕事は6割から8割くらいの体力と精神力でやっているつもりではあるけれど、実際に働いているときはそれ以上に色々なものが削られている。労働によりゴリゴリに削られペラペラになった体力と精神力は一朝一夕に元に戻るものでもない。歳が進むにつれそれが如実に現れる。どうしてこうなったと思いながら私は撫で肩にリュックを背負いながら家までの帰路をとぼとぼと歩く。


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