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1日での募集終了という出来事の中に

 こんにちは。高松奈央です。
 ありがたいことに10月31日から開始したsango手帳のモニター兼サポーター募集ですが、開始から短期間の間にお申込が募集に達し、募集開始から1日で募集を終了しました。本人も予想を上回る速さだっただけに、驚きとともに時間と現実についていけない感覚を覚えたところです。ご検討いただいた方、実際にお申し込みをいただいた方、ありがとうございました。


 申込を検討していた間に募集が終了してしまったという方へは大変申し訳なく思っています。ご検討いただいた方へはチャンスを多く持っていただけるよう、人数やプログラムの充実などができればよかったのですが、私が今の生活の中でできるのは、半年プログラムとそれゆえの3名様という人数が限界でした。
 私自身もモニター募集という初めての体験の中で、私だけではなくnote記事を読んでくださっていた読者のみなさまやモニター応募を検討してくださった方にも何かしらの思いの変化や発見があった数日間だったのではないかと思っています。
 このチャレンジはいろいろな関わりをしてくださっているあなたにも価値あるものにしていきたい。私にとってはそう思える経験になりました。

 今回のモニター募集は一つの出来事でしかないですが、たくさんの方がさまざまな立場でそれぞれの関わり方をしてくださいました。
 今回のnoteはそれぞれの関わり方をしてくださったお一人お一人にメッセージをと思い書き進めています。


応募することを迷ったあなたへ

 まずはsango手帳に興味を持ってくださったことに感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。応募したかしなかったかはあなたの貴重な選択なので何よりも尊重したいし、ここで問うことではないと感じています。
 しかし選択肢に入れてくださったことについては、あなたと私にとって大きな価値があると考えています。ありがとうございます。

一方で、私はあなたに対して申し訳なさを感じています
 今まさに子育てをしながら自分の人生を生きることに貴重な時間とエネルギーをやりくりしている最中に、私があなたのペースとは合わない日程や内容のモニター内容を設定してしまった部分があったかもしれない。そして一緒に手帳を書き上げるとために必要な信頼関係を作ることができないまま募集を出してしまい、あなたの決断に時間をかけさせてしまったところがあったかもしれない。

 実際、私が今のあなたの立場だったらどうだっただろうかということをよく考えます。私も産後は赤ちゃんを育てることで精一杯で、このようなチャンスが来たとしても今の生活をなんとか現状維持したいと考えたでしょう。赤ちゃんに向き合うことで悩みがあった時、そしてなんとか解決しようとしている時なんかは、尚更自分のペースは守りたいと思ったことでしょう。
 さらに仕事に復帰してからの私は、残業ありきの仕事スタイルで子どもの夕食もお風呂も寝かしつけもほとんどできず、夫に多くを頼る生活をしていました。夫や家族の力を借りてやっと自分の1日の生活が成り立つ、そんな1日をなんとか生き延びていた状態の当時の私には、自分のことに時間を割くなんて到底できることではないと思うのが正直なところだったと思います。もしかしたら判断力すら失うほど、ただその時をやり過ごすだけで精一杯だった気がするので。

 しかし、sango手帳はそんなお母さんに持ってもらうための手帳だったはずです。sango手帳はちょっと支援が欲しいというときに支援者がすぐにいけないときに自分でちょっと振り返ったり、現在地を確認して自分で解決の糸口を探せるようにしていくために考えられたものです。

 もしかして本当に手帳が必要だったのは、当時の私と今のあなたなのかもしれない。今はあなたのことをもっと理解したいという気持ちになっています。迷わせてしまったのは私のやり方の未熟さゆえのことと感じています。

 sango手帳は使い手であるあなたの思うペースや深さに寄り添うスタンスを持っていたいと考えています。それが実現するように改善を重ねていきます。今回の募集はsango手帳にとっては修行の旅のようなものです。
 その途中の様子をここでお伝えしていくことが興味を持っていただいたあなたへのお礼のしるしになることができていたならと考えています。

 もしモニタープログラム申込に間に合わなかった、もう少しの何かが欲しかった、高松とsango手帳をもう少し近くに感じていたいと思ってくださる方には高松奈央のLINE公式をご紹介します。まずはお礼をと思いnoteを書き始めたのですが、最後がご紹介になったことをお許しください。

高松奈央LINE公式はこちら


sango手帳のモニター募集に心を動かしたあなたへ

 今産前産後ではないという方からも多くの応援やメッセージをいただきました。ありがとうございました。

 sango手帳は人を助けることは、産後のお母さんに対して本当の意味でお役に立つということはどういうことなのか。ひいては人が幸せになるためにお役に立つとはどういうことなのかということを追い求めています。人を助けるということはただお手伝いをすることではないと考えています。

 産後のお母さんは大変だから産後ケアでお手伝いをするという現在の流れは尊重する立場も持っていますが、それ以上に今の母子保健視点の産後ケアの流れが本当の意味でお母さんに役立っているのだろうかと疑問を持っています。お母さんのその後の人生につながるような支援、生きていく力をつけていくことについてのお手伝いができているのだろうか。そう日々考えています。

 しかし私も強くなりきれていない部分があります。世の中の流れに疑問を持って新しいものを作ろうとすることは、当然ですが理解をいただくまでに時間も労力もかかります。そして今あるものに疑問を持つ立場からの発信は多少なりとも孤独感を感じながら日々の乗り越えているところもあります。私は。
 私の弱さゆえと言われればそうかもしれません。私にだって隠れたところがありますが、ここでは隠すことはないかと思うところです。

 モニター兼サポーター募集をするまでは、このような孤独感にはもう慣れていると思っていました。しかし実際に発信を始めると思っていた以上に応援のメッセージをいただきました。私も多くそして大きく心を動かされました。

 自分が時間をかけて、足と手を動かして調べてきたことは今までの大きな流れとは違っていても発信する価値はあるんだと勇気づけていただきました。ありがとうございました。これからも応援していただけるとうれしいです。


さいごに〜応募してくれたあなたへ

 モニター兼サポーターに手を挙げてくださったメンバーのあなたへ。
これまで顔出しをせず、文字だけで表現してきた私とsango手帳に期待を寄せてくださってありがとうございます。手帳を書くということは私と二人三脚で進めるところが大きいにもかかわらず、私のことを信じて応募してくださったことに何よりも感謝しています。
 そして私はあなたから色々学ぶことになると思います。これからの二人三脚、ぜひよろしくお願いいたします。これから世に増えるsangoのために。
近々メンバーが揃ったキックオフミーティングをする予定です。住んでいるところもバラバラなのでオンラインでの顔合わせになりますが、高松は楽しみで仕方ありません。ワクワクする気持ちで今回のnoteは締めたいと思います。


いつもありがとう。
高松奈央


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