#29 三嶋明神と三島宿
三嶋明神の門前町
三島は三嶋大社の門前町として古くから栄え、伊豆の中心であった町だ。東西を結ぶ東海道と南北を結ぶ下田街道・甲州道との交差する交通の要衝であった三島は、さまざまな地域の文化や産業の交流地点でもあった。
三嶋大社は、伊豆半島の基部、三島市中心部に鎮座する。
境内入り口の大鳥居前を東西に東海道、南に下田街道が走る。
周辺は伊豆国の国府があった地。
中世に入ると、伊豆国の一宮として源頼朝を始めとする多くの武家からの崇敬を集めたそうだ。
江戸時代の三島は江戸幕府の直