Nishihara Takamasa

アクセラレート法律事務所とスタートアップ企業を経営しています。株式会社fusic(東証…

Nishihara Takamasa

アクセラレート法律事務所とスタートアップ企業を経営しています。株式会社fusic(東証コード5256)社外監査役。東大法学部→西村あさひ法律事務所→(株)スーツ(コンサル)→独立。気軽にTwitterやFacebookでDMください!

最近の記事

ストックオプションを再定義するnote ― ポータブル型ストックオプション

0.はじめに アクセラレート法律事務所の西原です。 先月Facebookで「2023年はSOを僕らで再定義しましょう」という投稿をしたところ、何人もの方からご連絡をいただいたので、改めて詳細書くべくnoteの筆を取らせていただきました!ご連絡いただいた方はありがとうございました! つい先日、国税庁が信託型ストックオプションについて総合課税する方向での発表があり、スタートアップ業界へのネガティブな影響が懸念されているところではあります。 正式な見解は未公表なので、信託型

    • 「法と経営学」を考える(2) ― リーダーシップについて

      前回の記事で、「法と経営学」の存在意義と体系について書かせていただきましたが、今回から、より具体的な内容に入らせていただきます。 今回は、経営学でもよく扱われる「リーダーシップについて」をテーマに書いていこうと思います。 1.法哲学とリーダーシップ まず、「法と経営」というテーマに関しては、そもそも法とは何なのか?なぜ法に従わないといけないのか?というところから出発すべきと考えており、法分野としては「法哲学」の議論を参照していこうと思います。 弁護士の方でもあまりなじ

      • 「法と経営学」を考える(1) ― はじめに

        はじめまして、弁護士の西原 隆雅(にしはら たかまさ)と申します。 簡単に自己紹介させていただくと、私は弁護士としてはアクセラレート法律事務所と不動産テック会社を経営しており、良くも悪くも、弁護士の中では珍しいキャリアを歩んでいると思ってます。 今回、初めてのnoteでの執筆にはなりますが、ここ数年考えてきた、「法と経営学」という分野の可能性について、筆を取らせていただきました。 比較的固い内容になってしまうと思いますが、法学と経営学の交差領域として、いまだに学問的な地

      ストックオプションを再定義するnote ― ポータブル型ストックオプション