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【ChatGPTは最強の相談相手】 感想: 『努力革命』尾原 和啓, 伊藤 羊一

まとめ

私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
ChatGPTの出現により全ての情報を好きなときに好きな難易度で取得できるようになった。
この先、自分が何をやりたいと思うか、その意思決定こそがアフターGPTの時代に必要だ。
ということです。

本を読んだ動機

ChatGPTは何かと便利です。うまく付き合いたいですし、本を書くにも役に立ちそうです。過去には図も作ってもらったことがあります。どんな革命が起こっているのでしょうか。

感想

 ChatGPTは最良の壁打ちの相手だそうで、

対話しながら新しいものを一緒につくっていく「共創」のツールです。

努力革命

と述べられています。これは使ってみると、感覚的にそう思いました。巷ではプロンプトと呼ばれる、何やら難しい質問方法が紹介されています。私はまだ、それをよく理解していないので、相談相手としてChatGPTを利用させてもらっています。1回で全部聞こうとするのではなく、少しずつ自分の聞きたいことを、必要に応じてChatGPTにその都度特定の分野の専門家になってもらって、相談しています。最近では本の内容の校正もお願いしたり、プロットも相談に乗ってもらっています。

 さて、そんなChatGPTが作ってくれた文章は誰のものなのでしょうか。ChatGPTの製造元のOpenAIは、

 ChatGPTの生成した文章の著作権を利用者に譲渡すると、利用規約に記しています。

努力革命

ということで、そのまま流用したとしても著作権は私たちユーザーに帰属するんだそうですよ。すごいですね!ただ、従来の著作物と似通った文章が提示される可能性があります。その場合は意図せず著作権を侵害してしまう恐れがあるので、あくまでも相談相手が無難かなーと思いました。

 そして、このChatGPTを最高の相棒にして、とりあえずやってみる。やってみた上で問題点を検証して修正するという流れです。この仮説検証ループを回す速度が競争力に直結するのだそうです。私は競争についてはそれほど意識していませんが、ChatGPTはアイデア出しに役に立ちますよね。「何を勉強すればいいかな」とかも聞いてしまえばいいみたいです。なんだかChatGPTを使って自分探しもできそうな気がします。

 外国のニュースでも、Youtubeでも、オンライン講座でもGoogleの文字起こし→ChatGPTに頼んで必要なレベルに要約、というコンボでいろいろな情報も集められそうです。となると、

人間に残されているのは、意思決定という仕事だけです。

努力革命

一番大事なことは、自分だけの「これやりたい」に気づいて、その種火を消さないことです。

努力革命

 つまり、ChatGPTがいろいろな面倒ごとを引き受けてくれるようになったので、私たちは自分の好きなことを理解して、何を選択するか、が重要なのですね。必要な知識はChatGPTが教えてくれるから、何かに挑戦するときのハードルは確かに低くなってきていると思いました。


おわりに

 とりあえず私はChatGPTを相談相手にしていますが、もっと活用できるといいなと思いました。もうすこし勉強してみたいところです。

読んで頂き誠にありがとうございました。

髙草木


基本情報

リンク:努力革命
入手場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年8月26日
備考:読書ノート12冊目

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