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Advanced Micro Devices($AMD)のFY21.Q4決算発表【好決算!】

おはようございますー!

今週はアドバンスド・マイクロ・デバイセズの決算報告でした!注目の半導体グループの一発目の決算!継続的に驚異的な成長を遂げていますね。では、内容を見ていきましょう♪

FY21.Q4:決算発表サマリー

売上:○、EPS:○、ガイダンス:?

C = Current Big or Accelerating Quarterly Earnings and Sales per Share

売上(四半期)

$4.83B / YoY+ 49%増(アナリスト予想:$4.52B

*前年同期比で25%以上(理想は+70%)で、継続的に強い

セグメント別売上(四半期)

Computing & Graphics:
・RyzenとRadeonの売上が伸びる
・平均売上単価上昇
・Ryzen5000で作られたプレミアムデスクトップ、ノートブックの需要強い
・新Ryzenプロセッサー、ゲーミングとの適合高い

Enterprise:
・EPYCとセミカスタムの半導体売上
・売上とミックス好転だが、一部営業費用増加でオフセット
・クラウド提供会社へ、第三世代のEPYCの適用拡大

営業利益率(四半期)

*継続的に高い利益率を保っているなら、売上より高い成長率でEPSが伸びると予想される

EPS(四半期)

$0.92 / YoY+77%増(アナリスト予想:$0.81

*前年同期比で25%以上(理想は+70%)で、継続的に強い

A = Annual Earnings Increases: Look for Big Growth

EPS(年間)

*過去3年間継続的に成長していて、25%以上(理想は+70%)

一株当たり営業CF

$0.67/ YoY +49%増 / vsEPS -16%

*最低でも一株当たり営業CFがEPSより20%以上であること

ROE

13%

*Return on Equityは最低でも17%以上は未達

N = Newer Companies, New Products, New Management, New Highs Off Properly Formed Chart Bases

*新商品、新サービス

S = Supply and Demand: Big volume Demand at Key Points

出来高

*上昇の出来高が高く、下落の出来高は枯渇している

その他検討事項:自社株買入、負債比率、比率が高い株式分割はX

L = Leader or Laggard: Which Is Your Stock?

*同じグループ・業種の中で上位2、3社を選ぶ
*RSライン(マーケットと比較して、強いか否か)
*市場が調整中にマーケット下落より下落幅が少ない

I = Institutional Sponsorship

*機関投資家が市場の7割くらいをうごかしていて、機関投資家の質と増加が大事

M = Market Direction: How You Can Determine It

「Confirmed Uptrend(上昇相場)」

ではありますが、まだ注意が必要な環境です!

ガイダンス

売上:$5B (プラマイ$100mの誤差)/ 通年$21.5B(成長率-31%)

質疑応答

アナリストから「おめでとう!」の声がたくさんありました♪

質問:ガイダンスで準カスタムセグメントが強いと言っていたが、準カスタムセグメントはサーバーセグメントと比較して、どう考えているのか?
回答:
2022年に関しては、ビジネス全体として成長すると見ている。供給キャパが増加するため、成長はサーバーに引っ張られる。

質問:2022年の+30%以上の強い成長率について、特にサプライチェーン周りの状況。
回答:
サプライチェーンについてはここ4、5四半期力を入れてきた。特にsubstrate(半導体基板)、wafer(ウェーハ、半導体材料を薄く円盤状に加工してできた薄い板)、バックエンドのキャパ増強に投資してきた。
質問:5-nanometerの全社戦略への影響について
回答:
Zen4は非常に重要で今年のフォーカスの一つでデータセンターやコンピューターの環境両方に大事。

質問:Computing & Graphicsのセグメントについて。
回答:
このセグメントは、顧客の動きと連動する。第4四半期の強みはプレミアムのパソコンの伸び。2022年は数量は横ばいだが、ミックスでプレミアムが低価格より伸びると予想。特にローンチしたばかりのRyzen6000のシリーズ。

質問:サーバー市場について、インテルがSapphire Rapidsプラットフォームをローンチする中、AMDは?
回答:
クラウドについては、世界のハイパースケーラートップの内10社はAMDを使っている。また、AMDを継続的に使用する中で使うキャパも増強中。エンタープライズについては、2021年は倍に成長で今後のサーバーの成長も期待できる。ただ、データセンターのビジネスは長期的なトレンドで、弊社はそれより高成長であると考えている。

まとめ

C:◎ → 25%以上
A:◎ → 25%以上
N:○ → 新商品あり
S:○ → 直近の上昇での出来高良い
L:◎ → 業種リストのトップ3入
I:◎ → 機関投資家増加中
M:△ → 注意必要

皆さま、読んでくださり本当にありがとうございます! これからより分かりやすく、メッセージを届けられるよう、今アニメーション作成等勉強中なので、応援いただけると嬉しいです!