見出し画像

いるよね!いるんだよ!!そう思ったんだよ・・・

「目覚ましが鳴らなかったんだよ~~!」

慌てて飛び起き、あわあわあわ・・・
セットしたはずの目覚まし時計が鳴らないこと、
ときど~きあるのです。

あとから見ると目覚ましの針はセットした
時間よりもずっと遅い時間を指しています。
そりゃあ、鳴らないよね、

でも、

なんで??


「なんでこんな時間に鳴るの!!
 気持ちよく眠っていたのに~~」

セットした時間とはまるで違う時間に
張り切って鳴ってくれること、
ときど~きあるのです。


もう一度眠り、目覚めたときに確認すると
目覚ましの針はセットした時間よりも
ずっとずっと早い時間を指しています。
そりゃあ、鳴るよね、

でも、

なんで??



壊れちゃったのかな、

振ってみます、

針は動きません、


じゃあ、なんで?

なんで、勝手に針が動くの??


眠る前にしっかり確認します。

ばっちりです、

わたしの希望の時間です。



ばっちり希望の時間に鳴りました!


そんな日が多いのですが、
いや多くないと困るのですが、
それが当たり前のはずなのですが、、、


やっぱり、ときど~きあるのです。


わたし、マジメにカンガエマシタ。


『これって、妖精のしわざじゃない!!』



うちには、妖精がいるのかも知れない、
わたしは全然こわくないけれど、
家族はこわがるかも知れない、
このことは黙っていよう、
うん!それがいい!



妖精の存在を感じ始めてからも
このいたずらは
ときど~き起こりました。


また、やられちゃったなあ・・・が続き、


妖精のはなしを信じてくれそうな友だちに
話してみました。


「それ、きっとそうだよ~!
 いるんだよ、きっと!!」


「そうだよね~!
 でも、なんで、そのいたずら⁇って
 感じだけどね~」


『やっぱり妖精いるんだよ!!』



目覚まし時計が壊れ、新しい時計にしました。
それでも妖精はいたずらを続けます。
ときど~きなのが、とっても
かわいいところです。



妖精の気配を感じ始めて
かれこれ5年が経ちました。


ときどき困ることはあるけれど、
なんだかすてきな家に住んでいる気持ちです。



目覚ましが鳴りました。

上のボタンを押します。

5分後にもう一度鳴ります。

わたしは1度鳴らして、5分後にもう一度鳴った
音で目覚めるのが好きなのです。

5分後、後ろのボタンを下におろします。



あれっ!?!?



なんだか違和感を感じました。

なんかずるっとしました。。


時計を見てみます。

鳴ったのはわたしの希望の時間だったけれど、

針は確実に動いていました。


ごめんなさい、

妖精はわたしでした、

わたしの指がときど~き、ずるっとして
いたみたいです。

5年間、気づきませんでした。。

寝る前に確認しなかったうまいタイミングの
ときにそれが起こっていたのでした。。。


気づいたとき、こんな面白いこと、
すご~く話したかったけれど、
妖精がいると思う話は家族にしていなかった
ので、誰にも言えずにいます。
大笑いする顔が目に浮かびます。
このことは胸にしまっておきます。



だって、もしかしたら、ほんとに妖精がいる
かも知れないから・・・!



わたしが妖精だったけれどね!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?