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偉人って、本を書いたり、本に書かれたりしていて、その本には、だいたいその偉人の人生が書かれていて、それがベストセラーになったりして、多くの人の人生に影響を与えたりするらしい。

僕は、あまり偉人の本を読まないが、その代わり、コテンラジオはいつも聴いていて、いわゆる「偉人」と言われる人の人生について、沢山学ばせてもらっている。とてもおもしろいし、自分の人生の糧になっている。

でも、偉人について知ることだけが、自分の人生に対する学びを得たり、自分の人生の糧になったりするわけではない。僕は、偉人よりも僕の身近な仲間達から、自分の人生についての大きな影響を受けている。

もちろん歴史や偉人の人生は学ぶべきものであるが、一方で、自分の周りで生きている、例えば、両親や家族、友人や知人の話や人生は、歴史や偉人よりもダイレクトに僕の心に何かを与えてくれる。

Podcastは最高の学び

友人や知人がどんな人生を歩んでいるのか、どんなことを考えているのか。Podcastは、その人の声で、それらを聞かせてくれるメディアであり、SNSの投稿記事やブログなどよりも、よりダイレクトに心に何かを与えてくれる。

それで、何が言いたいのかと言えば、田川市の廃校利活用施設いいかねPaletteを運営している㈱BOOK代表の樋口聖典さんの弟子であるマサくんがやっている『だらじお』の最新回が最高だった、ということ。

この『だらじお』については、配信開始当初から欠かさず聴いていて、好きすぎてnoteに記事を書いた。

しかし、1ヶ月前から更新がされておらず、弟子のマサくんのSNSの更新も止まっていたので、何かあったのだろうなと思っていた。そしたら、今回、1ヶ月ぶりの配信でその理由が明らかになった。

人生に立ち向かう様(以下、ちょっとネタバレ)

今回の配信で語られているのは、弟子のマサくんが、師匠の樋口代表から弟子をクビにされそうになったことと、マサくんがそれについて、自分なりに考えたこと、そして、どう行動したかについてが語られている。

マサくんは今、25歳。僕が25歳だった時、故郷の町役場で臨時職員として働くようになり、それが理由ではないけれども、バンドをクビになったり、色々とあった。

思い出すと、その頃、僕も自分の人生に立ち向かっていた。このままで良いのか、という問いが何度も浮かび上がり、それと向き合い、足掻いていた。

僕が故郷で働くようになった一方で、友人たちは夢を追い上京していった。当時、付き合っていた今の妻と結婚したいと考えていた僕は、田川で、田川の暮らしを続けた。そして、そのまま干支が一周回って今に至っている。

話を戻すと、今回の配信では、マサくんが自分の人生に対して足掻く姿が語られていて、胸に迫ってくるものがあった。樋口代表がそんなマサくんとどんな風に向き合っていたかもマサくんの口から語られ、とても暖かい気持ちになった。

36歳のオッサンは頑張ろうと思った

5年くらい前、上京していたバンドのメンバーが田川に帰ってきたのを機に、またバンドのメンバーとしてギターを弾くことになった。そして、そのバンドは今年で15周年らしい。

20周年の時には日本武道館でLIVEをしたいという話になり、今は、それに向けて、どうしたらいいのかを考えている。果たして、あと5年で日本武道館でLIVEが出来るようになるのだろうか。

とにかく、僕は歴史や偉人だけでなく、身近な仲間に多大なる影響を受けていて、マサくんの『だらじお』を聴いて、昔を思い出し、今の自分について考え、頑張ろうという気持ちになったし、マサくんを応援しようと思った。

マサくん、頑張ろうな!

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