【真・読書日記②】恐らく、作者の意図する通りに騙されてしまった本

どうも、たかさんです。

あっ!
思ってたのと違った!

本読んでいて
ついつい
そう叫んでしまった
経験ありませんか?

もちろんいい意味で。

今回は、
そんなひとことが
出てしまうであろう
一冊を紹介します。

ある少女にまつわる殺人の告白 佐藤青南さん著

ある少女にまつわる殺人の告白
佐藤青南さん著

この本を
知ったキッカケは、
以前紹介したこの本です。

その中のひとりに
佐藤青南さんがいました。

文の雰囲気から
(自分に合ってるかも)と思い、
佐藤さんの作品を読むことにしました。

まず初めに読んだのが
今回の作品でした。

第9回
『このミステリーがすごい!』
大賞優秀賞作品。

早速読んでみると、

物語は
長崎県南児童相談所の所長が、
ある少女をめぐる忌まわしい事件を
語るところから始まります。

それ以降も、
インタビュー形式で
色んな人が出てきます。

読み進めていくうちに
2つの疑問が浮かんできます。

(これは、誰がインタビューしてるんだ?)
(10年前に誰が誰を殺したんだ?)

私は、
この2つの疑問の答えを
見事にハズしました。

恐らく、
作者が(こう思ってほしいな)と、
思う通りに答えてしまったはずです。

でも、
その外され方が
心地良かったんです。

他の作品も
読んでみようかなと
思える裏切り方でした。

これがデビュー作とは…

佐藤青南さん
恐るべし。

たかさん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?