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36歳で選ぶ選択肢はマネージャーかプレイヤーか【IVRy入社エントリ】

はじめまして、フロントエンドエンジニアのタカイ36歳!IVRyに入社したてでワクワクとドキドキしています。よろしくお願いします!

このブログ記事は、僕自身が30代半ばでキャリア選択に悩んだ経験を共有することを通じて、同じように悩んでいる方々に何かしらの助けになればと思っています。また、この記事がIVRy社内の人々にとっては「タカイとはどのような人物なのか?何をする人なのか?」を知ることができる良い機会になればと思っています。

今まで様々なチャレンジをさせていただきました

はじめましてなので、僕がどのようなことをしてきたのか紹介させてください。今回フロントエンドエンジニアという肩書を使っていますが、これまでにWebデザイナー/UIデザイナー/コーダー/フロントエンドエンジニア/プレイングマネージャーなど幅広くポジション(肩書)を務めました。また契約を交わした相手は11社、契約形態も正社員/契約社員/業務委託(フリーランス)を経験しています。これをざっくり図にしたものが以下になります。

複数のポジション、業務を担当していました

ここで記載しているコーディング業務とフロントエンド業務というのは、コンパイルを必要とする業務であるかどうかで分けています。

なぜこんなにもプロジェクトやポジションを切り替えているのか?という疑問を持たれるかもしれません。その回答としては「スキル至上主義で作ることが大好きだから」というものになります。 その考え方を持ち始めたのは恐らく「ハケンの品格」というドラマを見てからですかね。篠原涼子さんが演じる役がとてもカッコよく、任された仕事を遂行したらサクッと離任して、次のプロジェクトに就いていました。それをすごく意識した訳では無いですが、僕の場合長いプロジェクトで3年、短いプロジェクトで4ヶ月というスピード感でプロジェクトを渡り歩いていました。 とはいえ考えなしにハケンの品格っぽいことをしていたわけではなくw僕には僕のプロジェクト離任する判断基準がありました。

  • スキル向上につながるか?仕事に慣れすぎて何も考えずに仕事をしていないか?

  • 頂いているお金と僕の提供価値のバランスが崩れていないか?

このようなことを考えてプロジェクトを継続するか離任するか決めていました。その決断の先にWebアプリケーションを一人で作っていける人になれたら最高だなーと考えていました。

30代中盤でのキャリア選択の迷い(ドキドキ)

人生の岐路イメージ

僕は作ることが好きで作ることに関することばかりを考えていましたが、ずっとそのままではいられない?と不安がよぎります。それは30歳を過ぎたあたりだと思いますが、周りのことが少しづつ見れるようになってきて「そういえば僕と同じポジションの50歳とか見たこと無いな」みたいな事実に気づき(UIデザイナーとかフロントエンドエンジニアは歴史が浅いので当たり前ではありますがw)妻子も持つようになり最低限確保しなければならない収入は20代の時とまったく違うものになってますし、僕より若いエンジニアやPOと一緒に仕事する機会も増えます。
さらには上司や同僚から「タカイさんはリーダーやマネージャー向いていると思う」みたいなことを言われ、影響されやすい僕は「そういう選択肢もありかも?」と考え始めます。

上で紹介した通りいろんなポジションに務めているため、1つのポジションについて特化しているわけではないという事情もあるので、フロントエンドをずっと専業にしていた人と比べられても見劣りしてしまうでしょう。。。スキル特化というよりはマネージメント側に染み出して、やりたい仕事をするのではなく、得意なことを仕事にすることが周りにとっても良いことなんじゃないか?とこれまで避けてきたプレイングマネージャーを引き受けて工数管理などを行います。しかし慣れない仕事で想像よりも価値提供できずに苦しむことになったり。。。
このままマネージャー業務を頑張っていくべきか?エンジニア業務をちゃんと勉強していくか?でもアラフォーでミドルプレイヤーって世間的には少ないし、ハードル高いよな〜ともやもやとする日々を送っていました(このあたりで デザイン業務 < エンジニア業務 となってます)

次のチャレンジはプレイヤー(ワクワク)

そんな時に一筋の光「株式会社IVRy」との出会いがあったんです。我らのボス奥西さんとは昔一緒に仕事したことがあるので繋がっており、そして「オフィス移転したので、移転パーティーやります。タカイさんも良ければ来てください」と声をかけていただき単純にお祝いしたくて訪問したのが始まりです。
その時にどんなプロダクトやっているのか、どんな会社なのか教えてもらいました。キャリアパスについてもやもやしている僕は当然エンジニアの人たちにキャリアパスをどう考えているか質問して回ります。

そして意外な回答が返ってくるんです「IVRyではマネージメントされなくても自走できる人が多くて、エンジニアとしてのキャリアパスは大して心配してないかな」さらには「大企業でマネージャーやってた人もIVRyに来てて、エンジニアとしても働いているよ」と言われました。この回答を聞いて僕はプレイヤーをやり続けられる環境があると感じました。

いやーこれはびっくりですよね、僕はプレイヤー(エンジニア)としてのキャリアパスに不安を覚えていたのに、IVRyの人たちは全然プレイヤーやっているし、そのような不安感がなかった。それどころか「活気があって、ドラマとかで見るようなスタートアップだ」と思いました。そんな感じでIVRyは僕にとってカルチャーショックなポイントがいくつもあって、例えばオフィスにボルダリングスペース作るとかドラマやGAFAMでもやらんでしょw(注1)とびっくりしてます。Slackでいかに笑いをとれたか集計していたり(注2)、オフィスに置いてある良いスピーカーがキッカケで入社が決まったり(注3)、部署を作らなかったり(注4)… 普通そうはならんでしょw

IVRyの普通ではないそういうところが面白くて”「働くことは、楽しい」を常識に変えていく”というビジョンを掲げているからこそ出てくる良い意味でのカルチャーショックなのかなと思っています。

何が言いたいのかというとですね、この普通ではない活気に溢れたIVRyでこそ僕のような複数の職能持ちが活きると思えたんですよね。IVRyではプロジェクト制で仕事を進めるため細かい分業をしていないので、一人一人の業務カバー範囲が広いと良い場合があるのです。

例えば、デザイナーとエンジニアの業務を理解している人がいればお互いのやりたいことが見えるのでデザインを引き渡す「ハンドオフ」という作業がスムーズになって過度に説明しすぎないので作業は減るが、必要十分な説明をしているので実装後にやり直し…ということが防ぐことが可能になったりします。それはサーバーサイドとフロントエンド間でも発生するだろうし、PdMとデザイナー間でも発生するものではないかと思います。QA界隈では「シフトレフト」という用語があり業務カバー範囲の染み出しがスピードに繋がるのではないかなと考えています。さらに急成長スタートアップなので常に人が足りないw足りない部分をお互いカバーしあうことも必然的に発生するだろうと考えています。

僕はフロントエンドエンジニアとしてはスキルはまだまだ未熟ですが、エンジニアとしてのスキルを伸ばすように努めつつ、経験を活かして業務効率化を図れば価値提供ができる!これならプレイヤーの道が拓ける!と道が見えたわけです。キャリアパスが見えて、ワクワクできる会社なら入社しちゃいますよね😊

さいごに

入社後に知ったのですが、僕が目指している「エンジニアとして軸足は置いておきながら周りの生産性を何倍にもする仕事の仕方をするポジション」に近い存在がいました。それは最近SNSなどで見かけるようになった「スタッフエンジニア」(注6)という存在みたいです。なんですが、スタッフエンジニアへの道筋は僕の登り方とは違うっぽくて、まずは社内でテックリードになり、そのうえで周りによりよく働けるよう仕事する人だったりするようです。僕はこれを読んだ時にこうなりたい!と思いました。登り方は違いますが、スタッフエンジニアになれるよう勉強して行こうと考えています。

今回のブログポストとしては記載しないのですが、「IVRyっていうヤバい会社があってねという」入社エントリ(注7)で記載されているように、カルチャーショック含むヤバいポイントがいくつもあるんです。それらは良い意味で僕の思い込みを覆して来まして、だからこそ自分のやりたい仕事をやれると感じれましたし、入社の決断ができました。今回の僕の例のように自身のスキルセットや経験を活かせるポジションって中々見つからないなーと感じている方など一度カジュアルにお話をしてみませんか?

脚注



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