一緒に眠ろうよ。
良き睡眠を約する会社があったとして、それはきっと"安眠枕"とか"ふかふか布団"の製造販売をする会社と人は思うでしょう。だが、その会社はそうではなかったのです.....
共に眠るパートナー紹介業をやったのです。
睡眠導入用の音楽とか、薬品とか、あるいは香水とか香料、はたまた睡眠に適した動画提供とか、考えられる限りの選択肢を試しに試してどうやら共に眠れる相手役の存在こそが最終解答だったらしいのです。そしてそれがその会社CEOの最終決断となりました......
それが世界のカタストロフになるとは、その時点では誰も予想できなかったのです。
(インスタントフィクション Story 030)
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