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パミョロリ

パミョロリ......バイデンが奇声をあげた瞬間が全ての引き金を引いてしまった時だったとして、

とは言え、共に夢を味わえる装置とソーシャルネットの快楽は言語で伝えるのすら覚束ない素晴らしさだった...。

ドリル化した男性器でキメラ化した猫娘サイボーグの耳を弄る....その女子の欲望がいったいどこからやって来て、そしてどこに消え去っていくのか?

その情報のルツボには終わりがなかったし、人と人の「夢の時間」に巻き起こる狂想曲。夜な夜な繰り広げられる狂乱世界を「ニルヴァーナ」と捉えた社会批評家はそれはそれで間違ってはいなかった。

とは言え無差別な出会いと、睡眠と、夢を共有することのディープな影響に関してここまで世界が無防備だったことには今更驚きを禁じ得ない。

(インスタントフィクション Story 033)



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