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最後の夏で掴んだ大きなチャンス。川崎フロンターレ入団内定の原田虹輝は、大島僚太を手本にさらに輝く。

10月16日、昌平高のMF原田虹暉の川崎フロンターレ加入内定が発表された。

タレント揃いの昌平において、2年の頃から攻守の要として君臨していた原田は、非常にハイペックな能力を持った選手だ。

豊富な運動量を駆使して、相手の危険なスペースに先回りし、ボールを奪う。そしてマイボールにしたら広い視野を駆使して、長短のパスを配って攻撃のリズムを作り出す。その一方で細かいボールタッチを駆使したドリブルで局面を打開することも出来、多様性を持ったボランチである。

「ドリブルはもともと得意としていて、自分の長所でもありました。でも2年の時は全体のバランスに気が行くあまりドリブルを出す機会や余裕はあまりありませんでした。でも、高3になってボランチコンビを組む丸山聖陽が守備をきっちりとやってくれる選手だったので、今はドリブルするタイミングとかを見計らって、行けると思ったら積極的に仕掛けるようにしています」。

彼の運命を変えたのは今年8月の三重インターハイだった。この大会はまさに彼が『覚醒』をした大会でもあった―。

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