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U-16日本代表の絶対的エース・西川潤。世界に繋がる重要な一戦で見せた矜持。

グループリーグで燻っていた思いが、重要な決戦で一気に爆発した。

AFCU-16選手権準々決勝・オマーン戦で、桐光学園高の10番であり、U-16日本代表の10番でもあるFW西川潤は、2つのゴールに絡む活躍でチームを見事に2大会連続のU-17W杯の出場権を掴み獲ると、ピッチ上で歓喜の雄叫びを挙げた。

西川は桐光学園とU-16日本代表の2つのチームにおいて、試合を決定付けられる『絶対的エース』だ。今年の夏のインターハイでは桐光学園を準優勝に導き、今、彼のもとには浦和レッズ、川崎フロンターレと言ったJ1の強豪クラブを筆頭に、実に10クラブ近くが獲得に動き出そうとしている逸材でもある。

今大会もエースとしての働きを期待されたが、前述したようにグループリーグでは苦しみの方が大きかった。

「芝生とか慣れない環境もあったと思うのですが、自分の良さが出せていない印象でした」。

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