青森山田vs青森山田。セカンドキャプテン・内間隼介の長い4日間。意地と劣等感の狭間でもがき、光を掴んだ男のセカンドストーリー
大きな反響を頂いたNumberWebでの連載コラム『ついに実現「青森山田vs青森山田」豪雨の中でぶつかるプライドと劣等感…涙の直接対決に密着』。
インターハイが中止となり、高円宮杯プレミアリーグを頂点にしたプリンスリーグ、都道府県リーグも延期となっただけではなく、近距離のチーム同士での対戦となるように特別な編成、レギュレーションとなった。
未曾有の状況によって生み出されたレギュレーションで、普通なら『実現しない戦い』が実現した。それがスーパープリンスリーグ東北の決勝戦である青森山田vs青森山田セカンドだった。
この決戦が生まれた経緯はNumberWebコラムに記載しているので割愛するが、この同校対決の中で、心と頭をフル回転させ、筋書きのないドラマの主役の1人となったのがセカンドのキャプテン・内間隼介だった。
今回はNumberWebコラムに描ききれなかった彼のセカンドストーリーをここで描きたいと思う。
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