『魚の名前は~』の振り返りなど 2023.12.18 【なぐり書きの日記】
『魚の名前は0120』が商業誌『太宰治賞2023』に掲載されてもう半年となる。この作品をしっかり振り返る時期がそろそろ来たような気もするが、医師国家試験も近いので、ある程度簡便な形で今回は済ませておきたい。そのついでに、俺が長く構想している「変なラノベ」についても述べておきたい。
哲学上の問題として「存在」なる概念を扱うにおいて、人間にとっての「存在」と、伝統的な形而上学が目指していた「存在」の徹底的な区別はこの変なラノベのテーマというより俺自身の哲学的営みとして重要なもの