見出し画像

「こんな自分じゃなきゃいけない」と強く思い込んでしまうと、それが後に大きなストレスになってしまうことがあります。


「こんな自分じゃなきゃいけない」と強く思い込んでしまうと、それが後に大きなストレスになってしまうことがあります。

僕もかつては「こうあるべき」という決めつけ自分自身を苦しめていた時期がありました。

成功している経営者ってビシッとしてるじゃないですか?言うことも立派だし、行動力もあり、周囲からの信頼も厚い。

そうじゃなきゃダメと思い込んで、理想の経営者像のような振る舞いをしていた時期があるんです。

でもですね、それだと自分が疲れちゃうんですよね。

そもそも自分は世間一般からみて立派な人間でもないし、社交的なタイプでもない。

欠点を並べればきりがないくらい出てきます。


15年くらい前のこと、僕は仕事をパンパンにすることがかっこいいことと思っていました。

移動中の乗り物の中やカフェなんかでパソコンを開いて仕事をしたり、ご飯を食べる時間もないくらい仕事をしている自分。

当時の成功者のイメージって『24時間バリバリ働いてる人』みたいな感じで、そうならなきゃ!と頑張っていたのですが、

体力的にも精神的にも限界があり、ある時倒れ込んでしまったのです。2ヶ月ほど仕事ができませんでした。


その2ヶ月で考えたことは、自分自身の見直しでした。

自分は何がやりたかったのか?

自分はどうなりたいのか?

自分にとって一番大切なものやことはなんなのか?



そもそもの話、僕はバリバリのビジネスマンになりたかったわけではなく、複数事業のオーナー経営者を目指していました。

自分自身は、締め切りや期日に追われない立場で、常にこれからのことを考えていきたかったのです。



倒れ込んでしまった2ヶ月で真っ先に思ったことは「真逆のこと」をやってたんだなってこと。

それ以来、大きな仕事は1日多くても1つ。連日大きな仕事を入れるのはやめようと決めました。


周囲から見ると、いつものんびりしていたり、遊んでるように思われてるかもしれませんが、

僕はビジネスオーナーとして事業の成長と利益を上げることや、関わる仲間のやりがいや収入のことを真剣に考えるようになりました。

そういう時間が好きなんです。

資料を作ったり、新しい計画を作ったり、そういう事務的な仕事もきらいじゃなくて、今やってることが未来につながるとなればワクワクもしてきます。


30年間経営で、前半10数年は飲食店オーナーをやっていて、僕は店舗意外でいつも経営戦略や商品開発をしていました。

飲食店事業は結果的に廃業になってしまいましたが、その時は何のストレスもなく仕事ができて、毎日が本当に楽しかったです。

こうあるべきというのがなくて、自分が好きなことに集中できていた。

理想を持つことは大事なこだとは思うけど、全てを「こうあるべき」と考えてしまうと、疲れてしまいますよね。

自分の時間を大切にしてない。
自分を大切にしてない。

ってことになってしまうかもしれません。

人生で与えられた限られた時間を幸せや豊かさのために使えると毎日が楽しくなりますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?