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日本ダービー

2021年5月30日

日本ダービー、17頭が午後3時40分に発走する。
東京2400m、左周り。
正面スタンド前からゴール板を通り、約450mの向正面を通り、第3コーナー手前から緩やかな坂、第3コーナーから第4コーナーにかけては緩やかな坂を通り、最後の直線は、2度目の坂もある約530m。
ペースにもよるが、コーナーをうまくまわって、というよりは、スタミナ、瞬発力、多頭数であることから馬込みに入れても落ち着いて走れる精神力も問われていると考えている。

本命を先に言うとエフフォーリア

対抗はワンダフルタウン

▲はグレートマジシャン

△サトノレイナス
△レッドジェネシス
△ヴィクティファルス
△ステラヴェローチェ
△グラティアス

エフフォーリアは、皐月賞、先行馬群最内でじっとし、4コーナーで、馬群の中で、前が壁になるかと思ったが、タイトルホルダーが外に1馬身ほど馬を出し、ワールドホルダーが後退する中を割って抜け出し、後方の馬達に差を詰めさせず、1着でゴールインした。ヨーホーレークに次ぐ上がりを出し、0.5秒差。

0.5秒差、3馬身差。

これには重要な意味がある。

2020年
1着 コントレイル 2:00.7
2着 サリオス 2:00.8

2019年
1着 サートゥルナーリア 1:58.1
2着 ヴェロックス 1:58.1

2018年
1着 エポカドーロ 2:00.8
2着 サンリヴァル 2:01.1

2017年
1着 アルアイン 1:57.8
2着 ペルシアンナイト 1:57.8

2016年
1着 ディーマジェスティ 1:57.9
2着 マカヒキ 1:58.1

2017年
1着 ドゥラメンテ 1:58.2
2着 リアルスティール 1:58.4

2014年
1着 イスラボニータ 1:59.6
2着 トゥザワールド 1:59.8

2013年
1着 ロゴタイプ 1.58.0
2着 エピファネイア 1:58.1

2012年
1着 ゴールドシップ 2:01.3
2着 ワールドエース 2:01.7

2011年 ●
1着 オルフェーヴル 2:00.6
2着 サダムパテック 2:01.1

2006年
1着 メイショウサムソン 1:59.9
2着 ドリームパスポート 2:00.0

2005年
1着 ディープインパクト 1:59.2
2着 シックスセンス  1:59.6

1994年 ●
1着 ナリタブライアン 1:59.0
2着 サクラスーパーオー 1.59.6

皐月賞で後続馬に3馬身差をつけたのは、●の2頭。

この2頭は言わずもがな、三冠馬だ。

皐月賞の3馬身差が意味するのは絶対的な能力差だと理解した。

調教も最終追い切りが併せ馬で折り合いをつけながら
南W 5F  66.0 4F 51.4 3F 37.7 1F11.8 (競馬エイト参照)
と加速ラップをしっかり踏んでいる。

状態は問題なく絶対的な能力差を信じて本命とした。

問題は2着に何が来るか。

2011年 ダービー
1着 オルフェーヴル 2:30.5
2着 ウインヴァリアシオン 前走青葉賞1着 2:30.8

1994年 ダービー
1着 ナリタブライアン 2:25.7
2着 エアダブリン 前走青葉賞1着 2:26.6

皐月賞組の中では、決着がついて、他路線組が来ている。

他路線組で、有力馬としては

ワンダフルタウン 前走青葉賞1着
休み明けにも関わらず、共同通信杯4着のキングストンボーイを下した。
共同通信杯は、エフフォーリアが1着、2着ヴィクティファルス、3着シャフリアール 2着から4着は、1.48.0で同タイム。
そこで、ワンダフルタウンを、ヴィクティファルス、シャルフリアールよりも評価した。

グレートマジシャン 前走毎日杯2着
毎日杯1着のシャフリアールとは同タイム クビ差。
レースを見ると、距離が延びたら、グレートマジシャンの方が勝ったレースと評価。上がりは、シャフリアールよりも早く、シャフリアールが栗東で、長距離輸送がなく、グレートマジシャンが初輸送をこなす精神力も評価。

ワンダフルタウンとグレートマジシャンの比較では、2400mのレース経験のあるワンダフルタウンを評価。

その他は、多くのウッドの調教をしたサトノレイナス、京都新聞杯1着レッドジェネシス。

枠的に横山武史騎手騎乗のエフフォーリア、横山典弘騎手騎乗レッドジェネシスを見て競馬ができる穴を開ける池添謙一騎手騎乗のヴィクティファルス。

皐月賞組で評価しているステラヴェローチェ、グラティアス。
タイトルホルダーは、先行しての馬なのだが、距離的に疑問を持っているので、皐月賞では、評価を下げた。

5月29日の東京7レース、2400m
横山武史騎手騎乗の1枠1番ジェニーアムレット。
内を先頭で走って、直線で垂れてしまった。

これを持って、内枠の評価を下げるのは早計。
レース映像を見ればわかるが、縦長でレース道中は走っている。
皆道中は、距離ロスなく走っている。
最終コーナーで、1着のグレアリングアイは、後方から外に馬を出し、ジェニーアムレットの2馬身外を走らせ一着。
これは馬の能力差と評価せざるを得ない。

最後直線で外を回したヒシシュシュは後方で足をため、馬群を捌く形で外へ。

このレースの意味を1番知っているのは、横山武史騎手であろう。

スタートを遅くし、道中中団につけ、最後、外を回して、これが答えであれば、そんなことは騎手が1番分かっているはずだ。

そこを踏まえて、どういうレース運びをするか、それも含めて明日のダービーは楽しみで仕方がない。

最年少ダービージョッキー、
2年連続三冠馬、
ダービーは夢を見ていいレースだ。

発走は、午後3時40分。

最高のレースを。








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