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あなたは必要不可欠であり続けるべきか


必要不可欠になること必要不可欠ではなくなることのサイクルと、そのタイミングを見極めたい。

こんにちはtaka_ftです。
Engineering Manager Advent Calendar 2023 15日目の記事です。

記事を書くにあたって、結構色々なお題を考えたのですが、どれも今公開することがなんかしっくりこなかったので、最近考えていることの1つについて雑に書きます。(しずかなインターネットに書きたい感じの内容だな、、)

抽象的ですが、最近このサイクルについて考えています。
このサイクルを時間軸含めて適切に作れるかが大事だと最近思います。

まずは必要不可欠になる

例えばの話です。

会社がエンジニアリングにマネジメントが必要だと感じてEMなどのポジションを作り、あなたはその責務を担うことになりました。
そして、そのチャレンジは往々にして非常に大変なものではあるのですが(今回のブログのお題との相関は薄いので割愛)、期待された役割を果たし、多くの人から必要とされる、非常に重要で、いなくなったら困る必要不可欠な人になりました。

そして選択肢が頭をよぎる

そして、EMとして働いているあなたには大局的な2つの選択肢が頭をよぎります。

  • (A) チームが育ち、自分の(短期的な)必要不可欠さ※が薄れ、次の誰かにEMのバトンを渡す / 組織が拡大してより大きな責務を担うなどの選択肢がうまれる

  •  (B) 継続して必要不可欠な存在として、多くの責務をこなし、チームやプロダクト開発を牽引する

※ ここでいう必要不可欠は"短期的な"という補足を入れているように、短期的にいないと何かが成り立たなくなる、という状況が薄まるというニュアンスであり、会社にとって必ずしも必要でなくなるという意味ではありません。長期的な目線では必要不可欠な人材あり続けることは全然ありえるので。

必要不可欠でありつづけるべきか否か

最近の風潮的に、基本的には(A)が良いとされている気がします。
その前提で、何かの目的を覚悟を持って成し遂げたい、そのために引っ張り続ける必要があるときには(B)を一定引き伸ばした方が成果が出ることはあると考えています。

ただ、(B)を維持する期間の長さの見極めを誤りやすい要素、勘違いしやすい要素は結構多岐にわたってあると思っていて、気づいたら成長の機会やチームの成長の最大化の妨げになることがあるので難しいです。

一方(A)の何かの目的を達成することで生み出せる機会やチャレンジは多くあると思っていて、(B)の動き方を選ぶ理由の根源がそれであれば(このやり方を常に好むのではなく、目的を達成するための最善の一手として)、それは一見独善的なムーブに見えて、実はチームの成長のための良い一手になることもあると思っています。
機会を作ることと機会を提供することのバランスと順番は大事です。

EMに限った話ではないですが、EMは様々な事象のマネジメントに向き合う特性上、短期的な必要不可欠さを良くも悪くも生み出しやすいロールだと思っています。

ので、その見極めがうまくなりたい、という話。

自分の状況としては、(A)を経て、(B)の状態を新しいことで作り上げたいというフェーズなので、仮に(B)的状況が生まれたら、それをどこまで引っ張るかをうまくやりたい、そんな気持ち。

雑な記事ですみません!

みなさま、良いお年を。

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