頭と心が、一致していない 【073/200】
ヤマカワタカヒロです。
金曜日の夜、
手首に痛みを感じました。
PC作業、ギターの練習、ピアノの練習、
思い当たる節はたくさんあって、
痛みの箇所を調べると、
軟骨の損傷の可能性もあり、
もしそうだと完治まで時間がかかる。
土曜日の朝、
整形外科でレントゲンを撮り、
現時点では軟骨損傷は見られないとのこと。
いったん湿布で患部の炎症を抑え、
サポーターで手首を固定して、
一週間ほど様子を見ることに。
痛みが引かなければ、
MRIでより細かい検査を。
大事をとって今週は
「昼下がりの弾き語り」配信を
休むことにしました。
身体の不調は、心の不調に直結することを、
改めて実感しています。
痛み自体が与える影響もさながら、
痛みによってルーティーンができない、
ということの影響が大きい。
練習したい。
練習できるようになるために
休まないといけない。
ステイホーム期間、自宅での練習時間が増えた。
在宅勤務用に体に負荷をかけない環境を整えた。
体幹トレーニングやジョギング、ストレッチなど、身体のケアを入念にやるようになって、酒を減らし、食事と睡眠の質を高めた。
それでも、首・肩・腰の不調は出るし、
手指の皮膚の状態も良くなったり悪くなったり、
手首を痛めたり。
やりたいと思うことが思うようにできない。
頭で思うことを、身体の都合で実現できない。
心が疲れて、思考と感情が分裂している。
別の観点。
僕はブランディングみたいなことに興味がない。
マーケティングもそんなに興味がない。
ロジカルシンキングとかストラテジーとか
ファシリテーションとかアサーションとか
プランニングとかオペレーションとか
マネジメントとかコーチングとか
横文字ビジネス用語的な知識体系やスキルは、
本当はもともと大して興味がない。
だけど、残念ながら僕は、
スポーツや芸術みたいに心が求めることよりも、
ヨコ文字ビジネス用語的なものの方が得意で、
仕事を通じて仕事でよりよい成果を上げるために
勉強や実践をすればするほど、上達した。
成果や成長が感じられ、褒められて感謝されて、生活していくためのお金を稼げる領域に時間を割いてしまうのは自然なことだと思うし、その点で僕は自分を責めるつもりはない。
ヨコ文字ビジネス用語的なものについて、ビジネスだけじゃなく、社会活動とか、子どもたちの成長支援とか、いろんな観点で人の役に立てる程度に上達して、年代的な節目も迎えて、改めて自分の人生を考えてみて、歌や演奏することに、もっと時間をかけたいと思っている。
僕は、歌うたいとして、もっと成長したい。
作品のレベルを上げるために勉強して、
パフォーマンスレベルをあげるために練習して、
いろんな人に観てもらえるようになりたい。
そのために、ヨコ文字ビジネス用語的な自分が、
「目標から逆算して計画を立てた方がいい」とか
「マーケティング的に作品をつくろう」とか
「SNSでブランディングを考えよう」とか
あれこれ言ってくる。
頭ではわかってる。
少なくとも、このブログだって、もっと多くの人に目を留めてもらうにはこういうタイトルの付け方ではないし、少しでも拡散して欲しい気持ちがあるなら、こんな一般人の内面吐露なんて書くべきものじゃない。
共感できて、客観的で、役に立って、シェアすることでメリットが感じられる記事を書くべきだ。
でも、心がついていかない。
僕の心が欲しているのは、自分が感動できる歌を書くことだし、自分の頭が思い描く歌唱と演奏ができるように成長すること。
それ以外のことは、ノイズに感じる。
好きではないけど得意なことが、好きだけど得意じゃないことをマウンティングしてる。
頭と心が、一致していない。
僕は、自分の中の、弱い方の自分を守りたい。
強い方の自分は、弱い方の自分を憎んでいるわけじゃない。
ただ、必死にがんばってきた中で、
結果的に社会的成果や成長に差がついただけ。
どっちもお互いを必要としているし、
全部ひっくるめて、僕だ。
僕は今、
なかなかうまくならない「好きなこと」に純粋に一生懸命チャレンジする自分を最優先したい。
比較的得意で、良かれと思ってあれこれアドバイスしようとする強い方の自分に、うまくサポーターとして力を借りたい。
頭と心を、同じ目的で、一致させたい。
今日のnoteは、
強い方の僕が戦略的に考えて書いた文じゃない。
かといって、
弱い方の僕が心の叫びとして書いた文でもない。
僕自身が、頭と心を一致させたくて、
思考と感情をえこひいきせずに綴った文章です。
それ以上でも、それ以下でも、ありません。
発信の対象が皆さんから自分自身に移り、
そのまま書き続けてしまってごめんなさい。
僕というひとりの人間の、近況報告まで。
noteを読んでくださりありがとうございます。 歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。 いつも本当にありがとうございます。