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オンラインホワイトボードmiroの使い方解説動画

教室での授業で共同作業する際、必ずしも常にお互いの顔を見つめ合っているわけではない
それぞれが手元の資料を見たり、あるいは、ひとつの模造紙やホワイトボードなどを囲んでそれを一緒に眺めながら作業を進めたりする。
オンライン授業でも、こうした「一緒に同じものを眺めて作業をする」のは、自然な協働を実現するために大事であるはずだ。

それを可能にするツールの1つとして私が活用し始めているのが、オンラインホワイトボードmiro。同種のサービスとして、他にもmuralやJamboardなどあるが、使い勝手のよさとディテールの細かさでmiroを気に入っている。

すでに少人数で試用を始めているが、

・共同でアイデアを出してそれを整理していく(≒ワークショップでの付箋と模造紙)
・話し合いの可視化および記録をする(≒グラレコ)
・各自のスペースを「フレーム」機能で設けて、そこに各自がマップや図解を作成する(≒ワークシートへの記入と交流)
・論文や写真を画像として背景に大きく貼り付けておき、そこに各自文字を書き込む(≒論文や写真への書き込みや付箋)

など、リアルな場で行ってきたさまざまな協働の仕掛けに対応するようなものが、miroを使ってできそうだし、まだまだ他の可能性も広がりそうだ。
別途音声通話をしながら(例えば、映像オフでのzoomを使って)作業を進めることもできるし、非同期でそれぞれの作業を蓄積していく使い方もできるというのも便利。

miroは直感的な操作が可能なので、たいていは触ってみることでだいたい使えるようになる(学生にもそれを推奨している)。ただ、意外なところで操作につまずいて進めなくなっているということがたまに起こる。

そのために、解説動画を作成・公開した。トピックごとに1本3分程度。
授業でmiroを使うときに学生らが参照できるようにとつくったので、自分でボードを新規作成するのではなく、招待されたボードに参加するという想定での解説動画となっている。

miro最初の一歩(1) 表示の拡大・縮小および移動

miro最初の一歩(2) 指定されたフレームへのジャンプ

miro最初の一歩(3) 付箋と矢印

miro最初の一歩(4) ボード上への文字の直接入力

miro最初の一歩(5) ボード上での共同作業とチャット

miroでは、初期設定の状態では、一定以上の長さの日本語を付箋に入力しようとした際、不具合が出る。単語間にスペースがなく、また、(ローマ字入力時の)ひらがなへの変換・そこからの漢字変換という2段階の変換プロセスがある日本語に特有の不具合だと考えられる。文字サイズを固定することでこれを回避できるが、それについての解説動画も作成した。

miroで付箋に日本語入力する際の不具合を回避する方法

なお、miroは、教育関係者の場合、作成できるボード枚数が無制限になる教育アカウントを無料で取得することができる(学生・生徒も、有効期限つきではあるが、取得可能)。申請時の証明、私の場合は、大学のメールアドレスと職員証の画像と大学HP英語版のスクリーンショットで通った。
https://miro.com/education/

動画へのリンクなど、授業や研修などで自由に活用していただいてかまわない(事前承諾不要。気に入ったなら「いいね」を押してもらえるとうれしいが)。何かのお役に立てば。

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東京学芸大学教職大学院准教授。「学びの空間研究会」主宰。研究テーマは、演劇的手法を用いた学習、実践の省察のための対話など。著書『小学校の模擬授業とリフレクションで学ぶ 授業づくりの考え方』(くろしお出版)ほか。関連ページ:https://note.com/nabetaka

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