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阿部萌子さんの展示撮影会に行ってきた話。

新潟市にある「mahorama」にて行われた、写真家阿部萌子さんの展示撮影会にお邪魔してきました。

本当は家族で撮影してもらいたかったけど都合がつかず、私一人でご挨拶だけ。

「星さん、お久しぶりです。」
お店に入ってすぐ萌子さんが声をかけてくださった。最後にお会いしたのが4~5年前だった気がする、一目見ただけで名前が出てくることに驚かされた。
名前を呼んでもらうことはやっぱり嬉しい。


今回創作された「日々の採集2023」
日本とは違う地での子育て、写真家としてのご自身のあり方、不安、様々な感情を萌子さんの言葉で表現されている日々の記録と写真達。

お子さんとの日々のやり取りがすごく素敵で、同じ年頃の子を持つ親として自分はこんなに子供と向きあえているだろうか・・・と振り返ると共に、感情を言語化する練習に日々の気づきを言葉で残していこうと思った。


萌子さんは昨年コンデジを買われてから撮影枚数がすごく増えたそう。以前の「日々の採集」と比べて写真の質と量が変わったと感じるのはそのせいもあるのかなと思った。
萌子さんのまなざしは変わっていないけど、住んでいらっしゃるハノイの空気感をそのまま収めたような、より自然な写真が増えた気がした。

カメラはEOS 5Dmark2、GR digitalやフイルムカメラを愛用されているそうで。機材のスペックや現像では埋められない「表現者」としての萌子さんのこだわりのようなものを言葉の端々から感じることができた。

(機材の話をさせてしまった申し訳なさと、もっと写真の話を聞けばよかったという後悔が今更に押し寄せてきている。)

とにかくお元気そうな様子で良かったです。



「日々の採集」2023以前の物は販売終了したそうですが「mahorama」では過去の作品が読めるとのこと。チョコケーキが美味しかったのでまた行きたい。

私の後に来店した4人のご家族、萌子さんはお子さんの名前も含めて覚えていて少しの会話で会っていなかった数年間をすぐに埋めてしまっていた。あぁ、だからこんなにも「萌子さんに撮ってもらいたい」と思う人がいるんだろうな。

また新潟に遊びに来てください。お待ちしています。

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