衆議院補欠選挙

 衆議院議員補欠選挙が東京15区、島根1区、長崎3区で投開票されました。結果は三つの選挙区いずれも立憲民主党の候補者が当選となりました。裏金問題に対して、なんともしょぼい対応、対策を行っている自民党ですから、候補者を出せないのも致し方ないかなと思います。東京15区は秋元司氏が当選したら、自民党に復帰なんていうシナリオがありそうでしたが、長崎3区には完全に出していない中で、「3連敗」と書かれてしまうのはちょっと気の毒に思います。


 注目していた東京15区、残念ながら私が推していた飯山あかり氏は24264票で4位という結果となりました。それでも結党して1年に満たない政党が大健闘してくれたと思います。街頭演説にたくさんの聴衆が集まる一方で、かなりなネガティブキャンペーンもありましたから、選挙活動していた皆様、大変だったことでしょう。Xでは毎日のようにトレンドに「飯山あかり」、「日本保守党」が挙がっていましたから、「これは行けるか」と思いましたが、ネットの場合は同じ支持者が沢山投稿していればトレンドに挙がってしまうのでしょうから、1人1票の選挙とは大きく違うのでしょう。とは言え、日本保守党のポテンシャルは高いとうことも分かりましたから、今後にも期待して行きたいと思います。


知名度からすると乙武氏が強いかと思っていたのですが、乙武氏は5位にとどまりました。維新の金澤結衣氏は前回の衆院選にも出馬し、ずっと地元でドブ板活動をされていたと聞きます。強そうでしたが、それよりも強かったのが中学、高校と江東区在住だった緒須藤元気氏。ただ、あまりに地域密着が重要視されるというのも、国会議員の選挙としてはどうなのかなと思います。


参政党の吉川里奈氏は8639票で6位。東京1区で活動していたのに急遽鞍替えになっていますから、ご本人としてもちょっと不本意なところがあったのではないかと思います。参院選に出ていた河西泉緒氏あたりが出ても良いのではと思っていたのですが、昨年3月に離党していました。


秋元司氏は8061票と振るわずでしたが、なにより件の事件がでっち上げだというのですから、そのあたりは今後も注目していきたいと思います。エベレストに行ってしまったNHK党の福永活也氏は選挙活動をしたのかどうかさえ分からない状態で、私が門前仲町に行った時にはポスターも貼ってありませんでした。それでも1410票入るのですね。


長くなりましたので、明日に続きます。

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