ダルビッシュが200勝

 メジャーリーグ、パドレスのダルビッシュ有投手がブレーブス戦で先発し 7回を投げて被安打2、奪三振9、四死球1、失点0で勝ち投手となり、日米通算200勝を達成しました。当日はあまり調子が良くなかったようで「ブルペンからあまり良くなかったですね。キャッチボールもブルペンも、1日ずれてしまっているので、ちょっと出力的なところでどうしてもおかしかったですし、でもその中で自分のできることを探していこうと思いましたし、その中でうまくアジャストできた登板だったかなと思います。」とコメントしています。そして200勝については「実感がない」とも。200勝は投手にとっては大きな節目なのかもしれませんが、シーズンも序盤ですし、まだまだほかに考えなければいけないことがあるということなのかもしれません。


 「1日ずれてしまっているので」とありましたが、やっぱり先発投手というのは調整が大変なのでしょうね。素人目には1日ずれるだけ、早くなるわけではないのだから問題ないのではなんて思ってしまいますが。しかし、前の試合終了後から、次の登板に向けての準備に取り掛かるわけで、しかも、投球練習も納得いくまで投げられるわけではなく、球数は制限されると言いますから、そうした中で1日ずれるというのは大変なことなのでしょう。


 日米通算では黒田博樹氏、野茂英雄氏に続いて3位とのことです。しかしながら黒田氏が203勝とギリギリのところだったので、野茂氏については「あれ?200勝していないんだっけ?」と思ってしまいました。いや、ダルビッシュが3位なのですからそんなことは無く、野茂氏が201勝、ダルビッシュ投手が200勝という順番でした。これならシーズン中に二人を抜き去ってしまうでしょうね。黒田氏の記録が破られるのは残念でなりませんが、こればかりは致し方ありません。


 ダルビッシュ投手は1986年の8月生まれですから、今年で38歳。プロ野球選手としてはそろそろ引退してもおかしくない年齢ですが、黒田氏が引退したのが41歳の年でしたから、あと3年はプレーできるかもしれません。220勝くらいまで記録を伸ばすことが出来れば素晴らしいですね。


 メジャーに行った選手が、晩年日本に戻ってプレーするケースがありますが、メジャーでの成績云々ではなく、やっぱり古巣に戻ってくれると感動的です。是非とも日ハムに戻って頂きたいなと勝手に思っておりますが、いずれにしても200勝おめでとうございます。

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