カンコンキンシアター

 博品館劇場にて「カンコンキンシアター35 クドい!~烏骨鶏のジジィ参上~」を観てきました。関根勤が主宰する舞台で、もう35回もやっているのですね。今回は「関根勤芸能生活50周年記念公演」と銘打たれていました。「烏骨鶏のジジィ」とは、関根勤自身が孫から「烏骨鶏のにおいがする」と言われたことからきていると、本編で説明がありました。

 出演は関根勤、ラッキィ池田、ウド鈴木、天野ひろゆき、中村嘉夫、飯尾和樹、やす、森一哉、平子悟、井川健司、岩井ジョニ男、神部美咲、飯田あすか、安井南、丹丹ミホ。正直半分くらい存じ上げない方ですが、それぞれ面白いものを見せて頂きました。

 オープニングで、ラッキィ池田が全裸で登場。局部のみ両手で隠しておりましたが、流石に目を背けてしまいました。あれで65歳と言いますから凄いと言えば凄いです。その後も登場すれば下ネタ、しかもかなり下品なものを女性も交えて披露しており、ちょっと見るに堪えませんでした。

 しっかりつくったコントと、その場で芸人さんのアドリブを促すコントがあり、どちらかというと後者の方が、芸人さんのポテンシャルがよく分かって面白かったです。飯尾和樹、やす、ウド鈴木がターゲットにされて、天野ひろゆきが無茶振りするという流れでしたが、飯尾和樹によるモノボケが圧倒的に面白かったです。申し訳ありませんが、やすとウド鈴木のところは「長いな」と思ってしまいました。

 テレビ番組の設定で、平子悟、神部美咲が司会、関根勤がコメンテーターという役回りのコントがありましたが、ここで、関根勤が田中みなみと藤原紀香をたっぷりディスってくれました。田中みなみに対しては「お前、どうせ、大谷翔平と結婚したかったんだろ。ざまぁみろ」みたいなことを言っていて大笑いです。

 訳も分からずチケットを買ってしまったのですが、前から3列目、記念品と写真撮影もついており、終了後は舞台に上がらせて頂いて、演者と共に写真撮影です。演者が15人に対し、舞台上に観客が10数人上がって交代で写真を撮りましたが、我々の方が少ないので演者との距離が近く、緊張感がありました。また、舞台上は照明が熱くて大変そうでしたね。14:00開演で終了したのは17:40。お尻が痛くなるほど座っていましたが、演者の皆様も相当消耗されたと思います。ずーっと、笑っていたのでやすとウド鈴木のところ以外は「長い」と思うこともありませんでした。いやー、よく笑いました。

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