安倍元総理暗殺から1年

 安倍元総理が奈良市で参院選の応援演説中に銃撃され、死亡する事件から1年が経ちました。個人的には、当日、講習を受けていたので情報は大変遅れていたのですが、たたみかけるように、大丈夫そうな情報と、悲観的な情報に右往左往させられました。結局、亡くなられたことが分かり、なにもやる気になれず、いつもより早く帰宅、しかし帰宅しても、いてもたってもいられず、結局呑みに行ってしまいました。


 色々腑に落ちないことだらけで、当時は色々と調べたりもしておりましたが、やっぱり時間がたつにつれてそうした意識も日常に飲み込まれてしまうようです。事件後、一気に統一教会に批判が集中するのもなんだかおかしな感じですし、それまで支援してもらったとされる政治家が、今後は関係を断つなんていっているのもなんともおかしな話だと思います。いや、そのあたりが淵落ちないのは、自分の中の考えと合わないだけの話なのかもしれませんので、おかしいとばかり言っても仕方がありませんし、何となく落ち着いてしまっている自分にも問題がありそうに思えます。


 奈良県警の発表と、病院の発表に矛盾があるとか、弾丸が一つ見つかってしないとか、事件についてのおかしなところも多くありました。いや、元総理が銃殺されるなんて言う事件自体が初めてですから、おかしいと思うようなところがあって当然のような気もします。ただ、どうしてもわからないのは山上に対する減刑署名ですね。これだけはおかしいと言い続けたいと思います。


 LGBT法案、日韓通貨スワップ、ホワイト国再認定なんていうところは安倍氏がご存命だったらなかったのではないかと思います。岸田政権、いろいろ不安視されるところもあるようでしたが、広島サミットあたりまではイイ感じに思えていたのに、ここ最近はちょっとひどいものです。入管法は何とか通ってよかったと思うのですが、施行は公布から一年以内とのこと。在留資格のない方が、難民申請をくり返し、体調不良などで仮放免を受けて日本に居残ったりしているわけですが、こうした方々は働いてはいけないのに、長いこと日本にいるわけですから、不法就労もしているわです。そうした状況を改善するための法律の施行は1年かけ、理念法と説明されたLGBT法案は6月16日に可決して1週間で施行ですから、なんとも訳が分かりません。どうしてそんなに急ぐのかわかりませんし、ちょっと強引でもやろうと思えばそれくらいできてしまうのだということでしょうから、長年議論されている懸案事項諸々も、実はやる気がないだけのようにも思えてしまいます。


 安倍元総理、草葉の陰で泣いておられるでしょうね。

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