酷白9

 イイノホールにて「関根勤×柳原可奈子トークライブ 酷白9」を観てきました。たまたま知ったこのライブですが、この二人なら面白いこと間違いなしと、すぐさまチケットを確保しました。コロナ禍で3年ぶりの開催ということでしたが、タイトルが「酷白9」ということでもう9回目の開催なのだそうです。自分のアンテナの低さにがっかりしました。


 ちょっと遅れて会場入り、暗転後で周辺の席の方には失礼をしましたが、いきなり香川照之の写真から入ります。ここで人笑いすると二人が登場しますが、写真にはほとんど触れずに本編に入ってしまいました。なんとも雑で面白いオープニングです。


 いくつかコーナー割をして二人でトークを展開していきますが、その中で関根勤は女性を何人も妄想で抱いているということで、それについてのトークがありました。テレビで時々そんなことを言っては笑いをとっていたイメージがありますが、ここまで妄想しているとは思いませんでした。相手の写真がどんどん出てくるのですが、それこそ若手女優からオリンピックアスリートを経由して政治家まで、、、なかなかの変態ぶりを披露してくれました。


 一方、負けじと柳原可奈子も妄想でイケメン俳優らと付き合っているとか別れたとか言っていましたが、この辺りはお子様が生まれたばかりということである程度自主規制していたようです。次回があれば、フルスロットルに期待したいところですね。


 一番面白かったのは「日本の宝を守れ」のコーナー。「日本の宝」とは大谷翔平、佐々木朗希、藤井聡太の3人。確かに将来有望な3人ですね。この3人の優秀な遺伝子を狙って、タレントのKとかSとかモデルのM.なんていう女性陣が寄ってくるのを守れというのです。これも2人の妄想なのですが、このあたり柳原可奈子はテレビで見ている雰囲気と変わらないのですが、関根勤はテレビでは全く見せない毒をどんどん吐いてくれました。


 エンディングでも何の脈絡もなく柳原可奈子が「私、○○(某国民的バンド)嫌いなんですけど、言うと非国民扱いを受けるので、、、」と酷白、こちらも笑わせて頂きました。毒は吐けばいいってものでもなく、笑いに転嫁するにはやっぱり技術が必要なのでしょう。笑いっぱなしで2時間あっという間に終わりました。


関根勤曰く「今までトーク内容は外に漏れていない」とのことでしたので、お二人以外の固有名詞は記載しませんでした。来年も開催されるならぜひ行きたいです。

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