浜田聡議員
ガーシー議員に対する懲罰委員会で、本人に代わり弁明をしたのがタイトルの浜田聡議員です。弁明に際して、「国会議員の身分は有権者が選んでいるのだから重い。妨害などがあって除名しないと国会が進まないということがあってはじめて登院停止・除名にすべき、登院しないことを理由にした除名は先例がなく、行うのであればそうした法律を作る、つまり立法を先の行うべき」としています。知らなかったのですが、ガーシー議員はそもそも国会に行かないことを前提に選挙に出て当選していたのですね。だからよいとは言いませんが、それでも選んだ有権者がいるのですから、やっぱり懲罰は強引に進められたと言えるかもしれません。
説得力を感じていたところ「ガーシー議員はColabo問題について多くの質問主意書を提出している。防衛費の財源をどう確保するのかという議論がある中で税金の使途をどう管理するかという問題は全国民に関係する重要な問題だ、にもかかわらずメディアはほとんど報じず、むしろColaboを擁護する主旨の報道が多い、この問題に闇を感じている、税金が一部の団体に不適切な形で渡っていることも指摘されており、数多くの利権が絡んでいることは想像に難くない」とも指摘しました。これについては「主旨と違う」といった指摘もあったようですが、こうしたところでColabo問題を突っ込んでくれるあたりはなんとも面白い動きです。
Colabo問題は、ちょっと整理がついていないので、いろいろ言うことが出来ないのですが、いろんな人が深入りしないようにしているイメージくらいで、理解できておりません。村木厚子氏が関与しているなんて言う話もありますが、彼女の手記を読んで感銘を受けた手前、それもあまり信じたくありません。
そのあたりはちょっと置いておきますが、その後、浜田議員の国会質疑が関連動画で上がってくるようになり、頻繁に見るようになりましたが、お話が分かりやすく、私の問題意識に合っているのか、大変勉強になっています。3月6日の予算委員会での質疑でLGBT法案についてのお話が分かりやすくて勉強になりました。LGBT法案についてはG7各国との比較が挙げられます。G7各国は自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値観が共通しており、そういった国の事情を知ることは重要とする一方、性的マイノリティーの議論については、日本とほかの西欧諸国とは歴史的、宗教的背景が違うとしています。G7の日本以外の国はキリスト教国で、キリスト教では同性愛は罪とされ迫害された反省から法整備が促進されたということでした。ご本人はLGBTの法整備は必要としていますが、G7を引き合いに出すなら、日本と他国との歴史的背景の違いを意識するべきということで、この辺りは大変腑に落ちました。
この後の展開がまた面白かったと言ってはいけませんが、興味深いものでしたが、長くなりましたので明日に続きます。
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