THE GIGS

 日本武道館にて「氣志團 THE GIGS」を観てきました。氣志團については、曲は「One Night Carnival」しか知らないのですが、ボーカルの綾小路翔がトーク番組などに出演していて面白かった記憶があり、MC等で楽しめそうだし、1回くらい観ておこうという感じでチケットを取ろうと思いました。妻に行くかどうか尋ねたところ、丁度、綾小路の喉の調子が悪く本ライブでいったん活動休止という話をテレビで見たとのことでチケットを取りました。

 九段下の駅を降りて武道館に近づくにつれて、それらしい格好した方がちらほらと見えてきました。会場前、グッズ売り場付近になるとガチな方々がたくさんいらっしゃいました。そうした方々をかき分けるように会場入りすると、SEで山崎まさよしがかかっていました。「なんで?!」と思いましたが、曲が武道館を舞台にした「大きな玉ねぎの下で」でした。爆風スランプのオリジナルも含めて、いろいろな方がカバーしている「大きな玉ねぎの下で」を繰り返し流していました。

 そんな雰囲気の中会場で待っていると暗転し、SEと共にステージ後方の巨大モニターでメンバー紹介です。ドラム、ベース、ギター×2は普通のバンドの編成ですが、1名「Dance&Scream」の光というメンバーが紹介され、最後にボーカルの綾小路かと思ったら「Rose&Tears 綾小路 翔」と紹介されていました。毎度のことなのかもしれませんが、この辺りのふざけっぷりがいいですね。

 詳解が終わると、階段状になっているステージの一番上にメンバー6人が登場、綾小路以外のメンバーが階段を降り、それぞれのポジションに着くと、曲が始まります。「One Night Carnival」ではありませんでした。ですので、知らない曲が続くわけですが、アップテンポでキャッチ―な曲が多く、また語弊があるかもしれませんが、ほとんどの曲がいい意味でなんかっぽいのです。そしてモニターに勘所の歌詞が表示されて、初心者でもノリ易く設えてある感じでした。

 バイクの音のサンプリングと共にドラムソロが始まり、後半バイクの音のが伴奏になって来て、次の曲につながっていきました。この辺りの演出もなんともいい感じです。MCはほとんど無しで、どんどん曲を繰り出し曲中に何度か「今日は、お前らの聞きたい曲、全部やってやるぜ~」と叫んでいました。

 正直、「知らない曲ばかりの中で、長そうだなぁ」と少しげんなりしたのですが、これがフリになっているとは思いもしませんでした。

 長くなりましたので、明日に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?