2023総括鯉戦記

 プロ野球、セ・リーグは全日程を終了し、我らがカープは2位と、シーズン前の下馬評からすると大健闘をしてくれました。最終戦に勝利すれば2位決定だというので、自宅で観戦しておりましたが、なんとも雑な野球を見せられてしまいました。負けは仕方がないとしても、3エラーはなんとも残念でした。そんな訳で、ベイスターズvsジャイアンツの最終戦でベイスターズが負ければカープが2位になれるという変な感じです。ジャイアンツを応援するくらいなら3位でイイかななんて思いましたが、やっぱり2位になってくれると嬉しいものです。

 佐々岡監督退任が決まり後任は誰かと話題になりましたが、まさかのコーチ経験のない新井さんが就任です。驚かされましたが、不安でいっぱいでした。下馬評は高くありませんでしたし、新井さんの不器用さを、外野からですがよく見てきているので、初年度から結果を出してくれるとは思いもしませんでした。

 新井監督自ら招へいした藤井ヘッドコーチ、恥ずかしながら私は存じ上げなかったのですが、新井監督の不器用さを補って余りある動きをしているのではないかと勝手に想像しています。そうした人材を引っ張ってこれるのも新井監督の人柄でしょうね。また、このコンビの喜びようと言ったら、ファンそのものです。選手もあれだけリアクションをしてくれると嬉しいでしょうね。

 チームでは優勝できませんでしたが、気になるのは個人タイトルです。野手では西川龍馬選手が打率2位と健闘してくれましたが、他に目立った選手は残念ながら出て来ませんでした。その西川選手も怪我で109試合の出場にとどまりました。最終戦に出場していた西川選手の打席数を観て「443」だったので、「規定打席行かなかったんだ、、、」とガッカリしていたのですが、達していました。規定打席は所属チームの試合数×3.1で算出されます。143×3.1と思った時に、ちゃんと計算せずに443は超えてしまうなと思ったので、到達しなかったと思ったのですが、143×3.1=443.3、小数点以下は切り捨てだそうで、キッチリ規定打席に乗せてくれました。

 投手では床田投手が11勝7敗、防御率2.19と好成績を収めました。最優秀防御率を取ってもおかしくない成績ですが、その上に2人もいるという異常事態でした。九里投手も防御率2.53と検討してくれました。エース・大瀬良が振るわない中で良くやってくれたものです。そうした中で一昨日詳しく書きましたが、島内投手、最優秀中継ぎおめでとうございます。

 観戦の方は、今年もマツダスタジアムには行けずに神宮球場、横浜スタジアム、QVCマリンフィールド、東京ドームにそれぞれ1試合ずつ観戦しましたが、1勝3敗と振るいませんでした。いや、まだ日本シリーズがありますから、「マツダスタジアムに行けずに」は取り消します。あ、総括しちゃダメだった。

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