なぜ、僕は"モテない"のか?
先日の投稿で自身のソフト面の課題の深掘り、かつ解決が急務となりました。少し、考えてみましょう。
あと、先日の投稿を意外と多くの方が見て、色々言ってくれました。その人たちの意見ってものも、自分が気づかない視点であったり、面白いもんですね。飽きるまでは、少しずつだけ物書きをやってみます。
さあ、まずはどう分析しましょうか、、、
参考程度に世の中に出回っている記事をいくつか読んでみたら、どれもこれも似たようなことばかりで、もちろん自分にも当てはまることは多いのですが、包括的に分析できているものが少ないように感じます。
もちろん自分の分析も全然漏れはありますが、少しは論理的に考えるだけ考えてみます。
目次
1.人の印象の構成要因
2.自分の分析
3.他者からの分析
4.まとめと補足
みたいな感じでみていきましょう。
まず自分なりの解釈を考えてみます。
まあ、他人のせいも、その他人を選んだ自分のせいですし、自分のせいにしていいでしょう。
ざっくり、上記のような要因が考えられます。(その他人を選ぶ自分のせいはどこにあるのか、みたいな漏れがいっぱいありますね、、)
2個目と3個目との次元の違いも疑問に思いますが、まあ、MECEにやることが目的じゃないので、いいです。
1.人の印象の構成要因
まずは、その人がどう人に思われるのか?を考察します。
大森.宮田(1993)によると、
らしい。
不変要因は、主に個人要因と、顔とかでしょうか。
逆に、可変要因は、顔以外の外見要因、表情要因、動作要因、表現要因などが挙げられます。
その論文では、インフォーマルな服装や、笑顔が多い人、凝視量が多い人(上限はあります)、ハンドジェスチャーが多い人、開いた姿勢、などが優位性が高いらしい、とある。
また、松井(1993)によると、
恋愛のタイプは上記の6タイプに分かれるらしい。
どうでしょう、自分はStorge, Pragma, Ludusみたいな傾向のような気がします。一般的にはManiaが一番多いらしいです。
上の3つが類似しており、下の3つは独立した意識という結論が出ています。
同じような価値観が好まれるそうなので、解決策としては
①自分がMania, Eros, Agapeに似た価値観へと変わる②Storge, Pragma, Ludusの価値観の人を見つける、となります。
①の方が実現可能性が高そうです。大学生の恋愛となると下の3つの価値観を持つ女性は自分の周りには少ないと思われるので、②はなしです。
これを言い換えると、自分の理想は高く持ちすぎるな、みたいなことなんでしょうか。
確かに、自分の恋愛観として、目的を決めて相手を探していて、どうも自分の中に暗に項目のようなものを用意していて、自分が時間を割くのに見合っているか、みたいなことを考えているような節があります。
また、上記のように恋愛行動の進展段階は表されます。
自分が課題なのは、2→3のようです。ここでの失敗が多い気がします。この原因と対策については後述します。
ここでは、自身の恋愛観についてもっとゆとりを持つべき、という対策が考えられました。現時点で仮に、項目を満たした方がいらっしゃってお付き合いをするに至ったとしても、絶対にその人の嫌な部分がいつかは見えてくるはずだし、そこでも同様の悩みが考えられるため、早いうちに取り除くべきですね。
2.自分の分析
次は自分についての分析をしてみましょう。
上記のように分析できると思います。
ここで自分が改善できるところは、髪型、眉毛、肌、筋肉などでしょうか。しかし、小島,大田,高本,深田(2006)では、これらの項目より、「頼り甲斐のある」や、「行動力のある」項目の方が優位であるとあります。
もちろん、それらも大事ですが、一定以上の外見とそれ以上に中身を見られているわけですね。当たり前のことなのかもしれません。
しかし、女性の場合、「可愛い」「愛嬌がある」といった項目が優位であるらしく、女性の方が男性よりも外見を重視されてしまうことがわかりました。美女と野獣カップルが存在するのも、これが理由なのでしょうか。
また、梶田(1967)において、他者からの分析にも繋がることになるのですが、自己評価の高い人は低い人に比べて相手に魅力に感じる度合いが大きい、という結果があります。
要は自分に対してネガティブな人は周りもその人に同じような印象を持つし、逆に自分にポジティブな人は周りの人もポジティブな印象を持ってくれる、ということです。
なので、とりあえずは自己評価を下げないこと、これに尽きますね。加えて、外見について(自分では、ある程度の服装や清潔感のある髪型、肌などでしょうか)配慮しつつ、頼り甲斐のあるところを見せるように心がけます。
3.他者からの分析
まあ、ここが本題でしょう。
ここが自分に一番欠けているところなのかな、と思いました。
結論からいうと、自分がモテる環境の作り方がモテるためには大切のように感じます。
外見などで女性に対してアドバンテージをとることができる人(イケメンか金持ち)は、ここがあらかじめできているわけです。
基本、モテる、というのは、それぞれの属している環境内での話だと定義します。サークルでも、バイト先でも、高校でもいいです。
(もちろん、tinderなどのマッチングアプリもありますが、これは外見やその他のハード面が優先される恋愛であり、ワンナイトなどが多いことも頷けます。ここで、正常な恋愛関係を築くことができる人はすごいですね)
上記の図は、まあ当たり前の図ではあるんですが、その当たり前が抜けているんですよねい。(高校は男子校なので大学のクラスにしてみました)
僕みたいな人間が、所属コミュニティで「モテたい」と考えた場合は、そのコミュニティの人間に「僕はモテる人」であると思わせる必要があります。
ここで、僕は大きな大きなBis Assな過ちを犯しています。男子校的考えの弊害なのですが、少々気持ち悪いことや少々デリカシーがなくても笑いが取れるものを重視している、ということです。
だって、人の注目を集める(というか、人に自分を認識してもらう)方法はいくらでもあります。おしゃれである、楽器が上手い、お酒が飲める、なんでもいいでしょう。大学初期段階で、自分は男子校っぽい人、という言うなればキャラでいってしまったのですね。
もちろん、キャラづけを意識した訳でもなく、高校のノリのままやってただけなんですけどね。
さあ、ここで意中の人がコミュニティ内にできたと仮定しましょう。
Fさん:男子校的な人でノリはいいけど、時折デリカシーもないし変なところもある。
Aさん:普通だけど、マイナスがなく、話してみたら意外と話合うかも。
の二人がいたとしましょう。どちらも選びますか?
大方、Aさんの方が選考を進むでしょう。Fさんはワイです。
とまあ、同期への悪態の数々や、Twitterでの非リア芸は、そのまま自分のコミュニティ内でのモテ度を下げていた訳ですね。
非リア芸や気持ち悪いツイートは、いいねが増えれば増えるだけ、自分の他人からの評価を減らしていたことになります。
まあ、意中の相手の立場になったとき、そんな人と噂になるのって嫌じゃないですか?
僕は嫌だ!(てち)
それが楽しい、面白いと感じて加速させるのも、高校生まで、ということなのでしょうか、、、
とまあ、恋愛行動の進展展開で2→3へのステップが難しいのは、1回くらいは出かけてみてもいいけど、やっぱり”ない”かなあ〜、って思われることが原因だと考えます。
また、デートの際も自分が楽しむ以上に、相手に楽しんでもらう、という意識が弱いような気もします。
対策としては、そのコミュニティ内での自分の地位を復権していくことでしょうか、、、
今の既存のものでは、自分には限界があると思うので、何か違うコミュニティの創出が手っ取り早いような気もします。(というか、これもみられている訳ですしね。急に何かしてもバレバレです!)
そのためには、自分の全てのコミュニティ内での行動が、モテ度に起因している、という意識を持って活動すべきですね。(俗に、そーゆーところだよ、って言われないことが大事なんでしょうね)
これで、またダメならまた考えばいいだけの話です。
まとめと補足
まとめると、
①自分の理想は高く持ちすぎるな
②自己評価を下げないこと
③自分の全てのコミュニティ内での行動が、モテ度に起因している、という意識を持って活動すべき
みたいなことも意識して、2020年を過ごそうかと思います。
しかし!これはF1でいうクルマの操作方法、野球でいう戦術の理解、ピアノでいう楽譜が読める、みたいな段階にすぎません!!!!
わかったところで、行動に移せるかどうか、それを遂行できるかどうかは、僕シダイ列車みたいなところはあるので、なんとか今年も頑張りたいです。
補足ですが、恋愛関係の論文で面白い結果が出ていたので、それを紹介して終えます。
仮に、ちょっといい感じの人、ができたとしましょう。
そろそろ告白したいな、と考えたときに、告白の成功率をあげる要因がいくらかあるらしいです。
①知り合ってから3ヶ月以内
②複数回二人で出かけている
③夜に告白している
④告白は絶対にシンプルな言葉
だそうなので、自分もいつか参考にできる日が来ることを望んでいます。
また、過去の交際経験はその告白の成功確率にはあまり優位ではないらしいです。
今までのデート回数的なものはもちろん好影響はあるのでしょうか、告白の成功にはそこまで関係ないらしいですね、うるせえ。
Reference
恋愛における告白の成功・失敗の規定因 小島, 大田, 高本, 深田 2006
恋愛関係の進展に及ぼす告白の言語的方策の効果 樋口 2001
現実の自己像、異性に呈示する自己像、異性が抱く理想像のずれ 戸塚 2002
印象研究に関する方法論的考察 大森, 宮田 1994
恋愛行動の段階と恋愛意識 松井 1993
友人関係における第一印象とその後の印象の変化について 高橋, 斎藤 2006
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