闇夜のブルーベリー事件簿

しめちゃんへ
 
こんにちは、
そういえばまだ今年が暑いと感じたことないかもしれない。
住まいを変えて、緑に囲まれているからか暑さより寒さを感じることが多いこの頃。
こう書いているうちにも夏は急に訪れてしまうかもしれないですが、
気温の勢いについていける人の生き方もまぶしいものだったりする。

最近あったことといえば、そうそう冒頭でも触れたけど一人暮らしを始めました。
洗濯も一人、調理も一人、部屋を汚すのも片付けるのも一人。それを一人暮らしというのだけど。
思ったよりもそんなに大変ではない。人間ひとりが食べる量も汚す範囲もわたしひとりでなんとか対処できている。
進学したものの授業は相変わらずオンラインで、パソコンの前に座って笑ったり、わからない顔をしたり表情筋が疲れる日々。
顔を出さなくていいときは床に寝そべって受けていたりする。
自分がどんな顔しているかわかることって結構きついな、そこが芸能人と一般人の違いかもと考えた。

今までは家に結構な人数の人がいた。
ここまで家に人がいると雑踏の中の気分になるから、
割と気ままに暮らしていたつもりだったんだけど、一人暮らしをはじめてから余計な夜更かしとか一切しなくなった。朝も早く起きている。徘徊とかもしなくなった。ひとりの時間が欲しかったんだ。

でもある日、「じゃあ明日から授業を学校で始めます」と、言われたらそれはひとり以外の力も働くわけだから、また混乱するんだろうな。

しめちゃんがブルーベリーについて熱く語っているの面白かった。
読みながらブルームと呟いてしまった。かっこいい。
甘美な響きだね。

私は夜道の冷凍ブルーベリー事件について話そう。
地元の駅は不法投棄自転車が多くて、それを回収する業者も横暴で乗っていなさそうとか、はみ出ているというだけで回収していく。
これ、合法だったのかな。
そんなある日、大学帰りで駅に降り立ってみれば自分の自転車がないことに気づく。
回収されたか盗まれたかのどちらかでやられちまったなと思った。私の地元は治安がさして良くない。
駅から家までは歩くには結構な距離があったので、駅前のコンビニで冷凍ブルーベリーにスプーンをつけてもらって食べながら帰るかと自身に発案して直ぐ決行した。こういう切り替えは早いのだ。

私は歩きながら何か食べるのが好きだ。
両耳にイヤホンをやめて、一応片耳だけにイヤホンをつけて結構な声量でQueenを歌いながら、おいしく食べながら帰った。
帰宅して、母の小言をもう片方の耳で聞きつつ、洗面所の鏡を覗いてみれば口の周りが真っ黒になっている。原因は一つしかない、左手に持っているプラスチックのスプーンが刺さっているこの袋だ。

夜道といっても、電灯の下で何人かの人すれ違った気がする。
口の周りを真っ黒にしながら、歌う人間をどう思ったろうか。
ということを弟に聞いてみたら、「なんだ、そういうメイクじゃないのか」と言われた。
なんだ、ならいいか。確かにちょっとかっこいいメイクのような気もしてきた。

私は自分が悪いとき以外の切り替えが早い。
夜道に冷凍ブルーベリーはもう食べていないけど、みなさんもお気を付けください。

ちなみに私が好きな果物は、プラムです。
夏が少しすぎたあたりに食べられるフルーツ。
完熟した果物が苦手で青臭い状態が一番好き。
日本は果物に対して完熟主義というか、糖度で争ってる。
そんな気負わず、青臭くても傷ついててもいいよと思っている。

りんより