見出し画像

AUMA News 2021/4/14

(出典元: AUMA)

見本市会場 ワクチン接種会場としてその価値を発揮

1~3月に実施されたワクチン接種は170万回

2021年1~3月、ドイツ国内の約30の見本市会場において、新型コロナウィルスのワクチン接種が約170万回実施された。これはAUMA(ドイツ産業見本市協会)による調査結果である。つまり、当該期間中の約980万回にのぼるワクチン接種のうち、ほぼ20%が見本市会場で行われたことになる。ワクチンの供給不足により開始が幾分遅れたものの、3月以降、見本市会場に設置されたほぼ全てのワクチン接種会場が高い稼働率で利用されており、4月以降についても月間の接種回数の増加が見込まれている。

すでに2020年12月には、多くの見本市会場の各ホール内にワクチン接種会場が設置された。それ以来、大規模・中規模のほとんどの見本市会場に加え、小規模の見本市会場も多数接種会場として利用されている。これにより、ドイツの見本市会場は交通の便が良く、来場者の導線が良好で、適した空間・最新の衛生設備・換気システム・高い安全基準を有し、高品質の技術サポートを提供しているというその能力を十分に証明している。

見本市会場でワクチン接種会場として使用されているスペースは、原則として全体のごく一部である。大部分のスペースは、2021年半ばから再開予定の本業、つまり見本市・会議・イベントの開催のために予約されている。

翻訳:株式会社ノイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?