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AUMA News 2021/1/21

(出典元: AUMA)

フランスの見本市およびイベント産業、コロナ禍で大打撃

フランスの見本市およびイベント産業は2020年、コロナ禍により甚大な損失を記録した。中止/延期となった見本市やイベントによるマクロ経済的損失は、合計330億ユーロにのぼる: 内訳としては、そのうち168億ユーロが見本市およびイベント産業、162億ユーロがホテル・飲食・輸送・小売業だ。これまで、フランスの見本市とイベント産業の経済生産高は、見本市/イベントそれ自体の活動を通して年間200億ユーロに達し、またホテル・飲食・輸送・小売業の売上に194億ユーロ貢献した。これは、フランスのイベント産業協会UNIMEVが2020年12月に発行したイベントデータブック2019からの情報である。

フランス経済にとって2019年は、GDP成長率こそ1.5%と前年までよりわずかに低い伸びであったが、引き続き成長の年であった。見本市産業も、ポジティブかつ安定した発展という点においてそこに関与していた。

2019年、370の商談見本市への出展者数は99,000、来場者数は450万人に達した。313の商談見本市と一般公開見本市、ならびに消費者向け展示会をそれぞれその前回のイベントと比較すると、商談見本市への出展者数のみが増加し、増加率は1.3%であった。商談見本市の賃貸スペースについては、2019年は1.1%減少した。来場者数については、その前年(2018年)には3.9%減少していたが、2019年の商談来場者数は0.2%増加した。フランス見本市への外国からの来場者の割合は、30%から20%に減少した。外国からの出展者の割合も、45%から34%に減少した。海外からの出展者や来場者の多くを呼び込んだのは衣料、ファッション、アクセサリーの見本市であり、内装やデザイン、また食品の見本市がそれに続いていた。

詳細情報はこちら(フランス語):
https://www.unimev.fr/wp-content/uploads/2020/12/EventDataBook_2020_doublepage_VF.pdf

翻訳:株式会社ノイ

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