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AUMA News 2021/3/23

(出典元: AUMA)

政府は、長期的な計画を必要とする見本市業界に向けた解決策を見つけなければならない

AUMA経営責任者のホルトマイヤー氏: 毎回の首相会議を待つこと以上の、先の見通しが必要だ

「ドイツの見本市業界(出展企業、主催者および見本市のサービス事業者)は、2021年3月22日の首相会議で見本市再開の見通しが示されること期待していた」と、ドイツ産業見本市委員会(AUMA)の経営責任者であるイェルン・ホルトマイヤー氏は説明する。「しかし今回もまた、見本市の主催者に対してだけでなく、まさに今この厳しい経済状況において業界のプラットフォームを頼りにしている出展企業に対しても、(再開の)シグナルを送る機会を逸してしまった」。2020年秋に一時的に再開していた期間を除き、見本市業界はもう1年以上もロックダウンしている。これまでに、見本市の中止は5月末にまで達している。

より長い期間を対象とした政治判断が必要

「連邦政府と州は、常に3~4週間の期間を対象としてしか決定を下せないわけではないはずだ」とホルトマイヤー氏は言う。「サービスを提供するために長いリードタイムを要する業界に対しても、同様に解決策を見つける義務が政府にはある」。輸出国としてのドイツにとって、マクロ経済的に非常に重要な意味を持つ見本市業界はまさに、実施を計画するための保証が必要だ。

「見本市の再開のためには、今日すでに予見できるワクチン接種と検査計画のポジティブな効果を考慮し、政府の計画が必要だ」。主催者と出展者は、2021年の後半に対してももうすでに決定を下す時期である。第3四半期だけでも、80を超える見本市が計画されている。それらの実施が、政治決定の欠如によって危機にさらされるべきではない、とホルトマイヤー氏は強調した。

見本市業界自身は、8つの要素で構成された見本市の安全衛生のための実践事項を最近発表し、重要な事前情報を提供している。

翻訳:株式会社ノイ

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