コミュニティの5つの要素を明確にする 2020/02/21

こんにちは!

ふと思い出した時に、自分の思考を軌道修正する本が、僕にはあります。

僕は、コミュニティについては、この本を読み直します。

僕が使い出した「なめらか」という言葉の起源も、この本にあります。「なめらか」という言葉を自分で思いついて使い始めた、と思い込んでいたのですが、この本を2回目に読み直した時に、この本から「なめらか」という言葉をパクっていたんだと気づきました。
人の思い出って、いい加減ですね。

これからの時代、ひとりで何かをやる、企業で仕事として何かをやる、という以外に「コミュニティで何かをやる」という機会が増えてくると思っています(ここでいうコミュニティというのは、家族や職場以外のコミュニティのことです)。
そんな時、「コミュニティに必要な要素」をしっかり設計して言語化しておくことが重要です。

何かを始めた時、始めた本人や、最初から関わっている周辺の数人は、想いや情熱で動いているので大丈夫かと思いますが、そこから人が増えたり、熱量を維持する時には、言語化は必須です。

この本の中に、SHOWROOMの前田さんの著書「人生の勝算」からの引用として、こんなことが書いてあります。

コミュニティの5つの要素として、
・余白の存在
・常連客の存在
・仮想敵を作ること
・秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること
・共通の目的やベクトルをもつこと

僕の次の企画「Good Idea Gym」は、ただのアイデア出しイベントではなく、コミュニティとして成り立つところまで設計したいと考えています。なので、この5つを言語化していきます。

・余白の存在
余白というのは、関わってもらえる部分があるか、という問いだと思っています。
Good Idea Gymでは、アイデアを参加者のみんなで出す時間があるので、これは余白と言えるかな、と思っています。このGood Idea Gym自体をどうしていくか、というところを考えていくという余白もいいな、と思っています。

・常連客の存在
Good Idea Gymは、以前にイベント的にやっていたものを、コミュニティ化することを考えているので、常連客はいませんが、今までの僕の活動の中で、この人には一緒に関わって欲しいな、という仲間に声をかけて、常連客として、一緒に進んでくれる気持ちになってくれるものを用意していきます。

・仮想敵を作ること
ここが僕の中で難しいところかと思っています。「敵」という言葉に違和感があって、みんな味方でいいじゃん、と思っているからだと思います。
実際は、仮想の敵なんで全く問題ないんですけどね。
Good Idea Gymは、アイデアを共有して、みんなでそのアイデアをブラッシュアップ・応援しよう、というコミュニティを目指しているので、仮想敵は「孤立」とか「批判」とかが当てはまりそうです。

・秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること
Good Idea Gymは、7名くらいの少人数で、当日のテーマは公表しても、こういうアイデアが出ました、は当日の人たちだけの秘密にしようと考えています。現場で話を聞いたわけでもない人のアイデアは全然必要ないので。もちろんライブ配信はしません。

・共通の目的やベクトルをもつこと
Goog Idea Gymのベクトルは、あなたのアイデアが誰かを助ける。自分としてはそんなに大したアイデアではないなと思っていても、自分が思っている以上に他者目線のアイデアは価値があります。

今思いつく範囲で書いてみましたが、これからもっと煮詰めて、明確にしていきます。

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