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ダニエル・キム氏の「成功の循環」モデル

こういう考え方を持つようにしてほしい
こういう行動をしてほしい
こういう結果を出してほしい
と思うことはよくあるけど
そこに至るまでに大切なものが何なのか
ということを昨日知りました

「成功の循環」というモデルに
その答えがありました

「成功の循環(Theory of Success)」は、MIT組織学習センター共同創始者のダニエル・キム氏によって、提唱されたモデルです。組織の状況を動的に捉え、より良い組織を生み出すフレームとして、多くの組織開発の実践の中で活用されています。

成功の循環モデルでは、組織を4つの質で捉えます。周囲との関わり方やコミュニケーションといった「関係の質」が高くなると、自然と考え方も前向きになり、目的意識が高まって「思考の質」が上がります。それが人々の積極性や主体性といった「行動の質」を高め、成果が生まれて「結果の質」につながります。すると、ますます関係の質が高くなる、といった循環を指しています。

まずは「関係の質」を高める
そこから「思考の質」が上がり
さらに「行動の質」が高まり
最終的に「結果の質」につながる

ということですね

なので
こう考えてほしい
こう行動してほしい
という以前に
最優先で大切なことは「関係の質」ということになります

じゃあ「関係の質」って具体的にはどんなことなんだろうと調べてみると
こんな図がありました

それぞれの質について
5つの段階があるそうです

サクッとご紹介すると「関係の質」レベル1は『挨拶』とか『声かけ』くらいですね。レベル5になってくると『一体感』とか『協働』『信頼』となってきます。

同様に「思考の質」も、まずは『関心を持つ』ところから始まって。物事をそのまま、困難も一応は受け止めることができて、よい側面や可能性に着目します。まず『なんとかしたい』っていうのが、レベル2ですね。レベル4、レベル5まで上がってくると『確信』とか『探求』『意味創造』という領域にきます。

「行動の質」は『笑顔』『フレンドリー』から始まっていって。レベル3くらいに上がってくると、多くの仲間たちの『主体的行動』が現れてきて、レベル4になると『ボランティア』。自律的なチームが出て、指示や命令じゃないけどこういうことは大事だと思うからちょっと考えない? という仲間が集まって、企みが始まると。

レベル5になると『自己組織化』で、企んだ取り組みがあまりにすばらしいものですから、組織の戦略とか施策になっていくという行動です。その先に来るのが『共創行動』で。共創行動というのは、すごくレベルが高い話だと思います。

まずは自分から
関係の質を高めていくことを意識した行動を
取っていこうと思いました

あなたの組織は
今どのレベルにいるでしょうか?
レベルを上げるために
あなたはどんな行動を取れば良さそうでしょうか?

思いついたアイデアを実践してみましょう〜〜

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