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親学Q&A(後半)~スキンシップ遺伝子とは?

昨日の投稿「親学Q&A①~⑦」の続きとして、⑧~⑭(完結)を投稿します。


⑧スキンシップ遺伝子って何ですか?

先天性表皮水疱症という難病について研究している大阪大学の玉井克人教授は、「スキンシップにかかわる遺伝子が存在する」として、次のように指摘しています。

「先天性表皮水疱症の子供は例外なく、他人を思いやる極めてあたたかい心の持ち主で、優しく、愛情豊かな成熟した心を持っており、誰も遺伝子性皮膚疾患という難病を持って生まれてきたことを恨んでいません。
両親が毎日毎夕、一年365日、一生涯、水疱の一つ一つを消毒して丁寧に針で穴をあけ、水を抜き取り、軟膏を塗り、ガーゼで保護し、訪台を巻かないと細菌が感染して治療を困難とし、命を奪うこともあります。両親との豊富な肌の触れ合いが、子供の脳の情動領域のみごとな発達を促し、スキンシップ遺伝子が皮膚で心の受容体を産生し、触れ合う相手の愛情を脳に伝え、愛情豊かな心を育てる機能を持ちます。」

現代社会はスキンシップを遠ざける方向に急ピッチで進んでおり、その帰結として、子供たちの皮膚にある心の受容体刺激が極端に低下し、情緒不安定な子供の増加、性行為の低年齢化、中高生の売春などが広がっています。スキンシップ受容体数の減少した男女は接触による幸福が得られず、子供の誕生が激減して少子化が進行しているのです。親子のスキンシップ回復が急務です。

⑨「つながり格差」とは?

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①歴史教育、②家庭教育、③道徳教育、④日本的Well-Being教育の観点から、研究の最新情報や、課…

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