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【その23】浦安市100人カイギに参加しました

ある日、小学校の同級生から卒業以来27年ぶり?にSNSで連絡がきて(そういえばちょっと前にふとあの子は元気にしているだろうか、かしこい子だったなどと思い出していた)、浦安市100人カイギというイベントに出てみないか、とお誘いをいただいた。

青年会議所に入っている共通の知り合いが勧めてくれたんだそうだ。やる気のある薬剤師がいるとのことで。
わたしもうド凡人だしただの地元のしがないちっちゃい薬局なんですけどね。

薬剤師が集まりに出ていくとなると大抵講演会とか勉強会とかの勉強するための場だったりするので、いったいどんな雰囲気なんだろうと思って4月に登壇?するけど3月は参加者として聞いてみようと思って両肩を大きく回しながら気合いを入れて参加したんです。

そしたらすごくゆるめの自由な雰囲気で。
エッセンシャルオイルとかすごいいい香りでリラックスしたりして。
そういう集まりにで出たことが本当に全然ないので、「自分がここにいていいのだろうか」とか思ってすっごい戸惑ってしまったのです。
(なんなら4月はお看取りの話とかガチガチにしようとか思っていたので…)

家に帰って、あの100人カイギはなんだったのだろうかと考えて。
よくよく考えたら、薬剤師とか薬剤師会の副会長とか、青年会議所の理事メンバーとか、PTAの役員とか、自分はいつもなにかしらの役割があって、それに従ってやらないといけない!みたいな固定概念がすごいあって。

100人カイギに参加してみて、自分はなんの役割だったのだろうかと思うと、
「ああ、ただの市民でいいんだな」と思ってようやく腑に落ちる感じがしました。
ただ楽しくしていればよかったのか、って。

ふつうに多分それは難しいことではないんだろうなと思うのだけれど、自分にとっては案外難しくて。
いつも何かに追われていないと、役割を持っていないといけない、と自分を焦らせるというか、単純に楽しくしていることに負い目があるというか。
めんどくさい男なんですわ。

来月どんな話をしよう、自分にも楽しくできるのだろうかと思いながら帰途に就いたのでありました。
(ちなみに書き上がったのは5月でとっくにお話し終えているという遅めのスタイル)

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