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迷惑な確執

先日、自民党新潟県連の選挙対策委員会が行われた。

議事は昨年、全国的に話題となった、いわゆる裏金問題に対しての、第三者委員会の報告書についてである。

自民党新潟県連が依頼した弁護士からの説明は、双方の言い分をヒアリングした後、音声データの信憑性、音声の聞き取れる部分と聞き取れない部分を正直に反訳し、理解できることと、理解できないことを的確に説明されていた印象である。

ちなみに私は双方を平等に静観している立場である。

具体的な中身はここでは書けないが、ここで書けることがあるとすれば、ふたりの会話は非常に奇妙な会話であったこと。話が嚙み合ってないにも関わらず、会話が続けられたこと。何よりもふたりが密室で対談することとなった一番の目的は「金銭の問題ではない」ことであるそうである。

言いたいのは、個人的には、これ以上、この話は自民党とは切り離して欲しいと思う。国会議員側から県議会議員に対して、刑事告訴がされているが、事の影響を考えることが出来るのであれば、自民党を離党した県議会議員同様、国会議員も離党して勝手にふたりでやってください。と言いたい。

と、それくらい影響は大きいことを知っているのだろうか。

地元で地域の課題解決や新潟県の発展のために日々努めている地方議員や、もしかしたら、これから地域のために働きたいと思っている議員志望の若者へ、政治不信を与える結果となっていることに気付いて欲しいものだ。

特に国会議員側には事実関係はともかく、公表する以前に、他の方法だってたくさんあるのだから、その後の影響を考えて行動してほしい。

作り話、反論、県連の処分、党本部の対応、社会的な影響など、多くの確執が残ったが、これらが今後、自民党が支援する知事選候補予定者や参議院選立候補予定者の人質にならないように、これ以上はお二人でどうぞ。と言いたい。