種を蒔くような2021年
年末感のない年末。(昨年も同じこと言ってた)に1年間を振り返ってみました。振り返ってみると、種を蒔くような1年だったなと感じていますが、明日から始まる2022年に向けて、描いてみました。
2021年は「hataoriを創業するかどうか」という問いから始まった1年でした。
学生団体として生まれたはたおりを会社にするのか、個人事業主のままやっていくのか。「覚悟」みたいなものを問われている気がして、少し、いや、かなりキツかった。笑
結局は合同会社hataoriとして、創業することに。
覚悟ができたの?と聞かれると、正直、今でもよく分からない。でも、そろそろの次のステージに進まないといけない、そんな気がしたんです。
装(よそおう)
2021年は書き初めで、装(よそおう) という言葉を掲げました。
ポジショニングじゃなくて、自分が持っている武器で仕事をもらえるようにしたいと思って。
この1年間で装うことができたかどうかは、自分ではあまり実感は湧かないけれど、「くうが君の軸は結局なんなの?」と聞かれた時に、「ファシリテーションです」と反射的に答えられるくらいになったので、きっと、少しは装うことができたのだろうと。
問いと向き合う1年でした
hataoriの2021年2大プロジェクトは、霧島市のLocal Action Programと、ジェンダー平等をテーマにした #わたしはわたし 。
「学生がまちに飛び出すって、どうしたら学生と地域の両者にとって良くなるのだろう。」
「ジェンダー平等って、何がどうなったらみんなにとって良いのだろう。」
壮大な問いと向き合うこの2つは、本当に楽しかったし、本当に大変でした。笑
自分の想いを表現することも、誰かの考えを汲み取ることも、簡単じゃない。経験のないことは、なんだって怖い。常に自分の心境も、相手の状況も変化する。自分の体験を共有できる相手はなかなか表れない。
だからこそ、一歩を踏み出すことは、偉大で、尊いものだと、ぼく自身も全ての感覚を使って、改めて感じました。
だからと言って、踏み出すことが必ずしも良いとは限らない。正解かもしれないけど、最良じゃないかもしれない。
立ち止まること。振り返ること。自分の本当の想いを表現すること。表現できる(つまり受け入れ合える)関係性をつなぐこと。
できなかったことはたくさんあるけれど、できたこともしっかりとある。
その両方に目を向けながら、踏み出すことにももっと向き合いたいし、踏み出さないことにも、もっと寄り添える自分で在りたいなぁ。
2021年に動いてきたものを、2022年はより拡げたいし、より深めていきたい。詳細は年明けに発表しますが、来年度より、hataoriに仲間が1人増えることになりました◎
hataoriがグングン伸びる1年にできたらいいな。
あ、そうそう、「日常に触れること」「多彩に人々を巻き込むこと」がhataoriのプロジェクトの在り方なんだなあという気付きも、今年はありました。
ご挨拶
さて、最後になりましたが、改めて。
2021年も、hataoriに、たかはしくうがに関わっていただいた皆さん、本当にありがとうございました。今年は身の丈以上のことを掲げることも多く、今まで以上に多くの、そして愉快で、頼りになる皆さんのお世話になりました。hataoriにできることは多くありませんが、皆さんとの繋がりの中で、より遠くを目指すことができます。
2022年はhataori自体は5年目を、会社としては2期目を迎えます。
まだまだ、これからです。2022年は、今まで以上にアグレッシブで、ダイナミックなhataoriを目指すので、引き続き、hataoriをよろしくお願いいたします。
皆さまも、良い新年をお迎えください。
合同会社hataori
代表 たかはしくうが
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