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青春の夢に忠実であれ!(シラー)

青春の夢に忠実であれ!(シラー)

ヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー
(1759年11月10日 - 1805年5月9日)は、ドイツの詩人、歴史学者、劇作家、思想家。ゲーテと並ぶドイツ古典主義の代表者である(初期の劇作品群はシュトゥルム・ウント・ドラング期に分類される)。

 20代の頃までは、多くの人は理想を持つ。しかし、30代になると現実の壁にぶつかり理想を捨てて生きることに精一杯になることが多い。過酷な現実にほっぺたをピシャリと打たれると、挫折感で撤退してしまう。

 しかし、人はいつまでも負け犬でいるわけにはいかない。逃げているだけでは、稼げない。戦う必要がある。

 英語で「あなたはあなたの周りにいる人の平均である;You are the average the people you spend time with」という言葉があります。人間は周りに影響されやすい生き物なので誰に囲まれるかで自身の運命が変わります。よって、よりよい人生を生きていくためには、できる限り、自分より何か優れているものを持っている人、自分にないものを持っている人、自分より運が強い人、そして何より一緒にいて気持ちがよくなる人に囲まれるべきです。(田村耕太郎)

 会社や、塾・予備校、学校も同じ原理で動いています。日本の社会は「本音と建て前」だらけで、公立中学校は偏差値や業者テストを毛嫌いします。いわく、
「学力別クラスなんて、差別だ!」
 ここ三重県の公立中学校では、中学3年生の3者面談でも校内の学力順位を教えてくれません。

 しかし、それは「建て前」。「本音」は、上記のように「周囲に自分より優れているものを持っている人」に囲まれないと学力は伸びないという前提で社会が出来上がっている。

 進学校、底辺校というのは、そういう哲学を元に出来上がっている。最初に、この現実を知ったとき、あなたは何かを感じたはずです。
「このシステムを使って、エリートコースを突っ走ってやる!」
「こんなくそシステムはぶっ壊してやる!」
 
 ところが、大多数の人は日々の生活に追われて青春時代の夢など忘れてしまう。

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