腸を勉強して私に起きた変化
夏休み中だったので、人に会う機会があった。
その人達とは毎年会っていて、今回も1年ぶりに会った。
腸の勉強をし始めてからは初めて会った。
そこで気づいた自分の変化について。
6〜7人で集まっていた。
コーヒーを勧められる。いつものメンバーなのでみんなコーヒーを飲むのは知っている。
普段私は、何となく雰囲気を察してみんなと一緒にコーヒーを飲む。
だけど、本当は飲みたくない。
体に合わないのか、胃が痛くなったり夜眠れなくなるから。
でも、一人だけ断るのはなんとなく気が引けて、
例年だといつもみんなと一緒にコーヒーを飲んでいた。
今年は違った。
普通に、ただほんとに普通に、
「夜、寝れなくなっちゃうから」と言って、断った。
そしたら他の二人もコーヒーが飲めなくなった、と断った。
もう一つ。
お酒も断った。
お酒も数年前から飲めなくなってしまった。
飲むと少しの間だけ気分が良くなるが、その後気分が悪くなるので、飲まなくなった。
周りの人は、以前の私は飲めたのを知ってるから、勧めてくれる。
飲めなくなってからも、以前の私だと勧められたら雰囲気を察して飲んでいた。
今年は違った。
「気分が悪くなるようになっちゃって。」
と、ここでも普通に断った。
私にとっては、この2つがとても大きな変化だった。
断りたいけど、ずっと断れなかったから。
雰囲気とか、他人の気持ちを優先してたからだったなのか。
今になって思うのは、他の人も無理して飲まれるより、断ってくれた方がずっと良い。
ちゃんと、ここに着地した。
何で今まで断らなかったんだろ。
勇気を出して、とかでもなく、
ただ普通に断った。
そして私が断った事に対して、周りの反応も特になく、
ただ普通に何事もなく過ぎていった。
私の課題
腸の勉強をしながら、
私は私自身を知っていって、
自分の課題が、
「はっきり断る」
という事だと気がついたので、
自分がさらりとそのように変化していて、
ちょっと驚いた。
私に何の言葉が入ったんだろう?
腸が言った、何かの言葉が私を変化させた。
一つ心当たりがあるのは、私は今までずっと光の勉強をしてきたから
(腸の教えの中で「闇と光」という概念がある。一般的に言われている「光と闇」の捉え方とは別)、
「いつも笑顔で」
「リアクションは大きく」
「相手の話に相槌をいっぱい打つ」
みたいな、そういう言葉が多く入っていたけど、
その言葉は今の私には入っていない。
クールになったような気もするけど、
誰かが何かの用意してる時とかは、すぐに気が付いて手伝う。
以前よりスッと動ける気がする。
だから、私が冷くなった。とかとも違う気がする。
私は、過去記事にも書いたが、
他人を優先し過ぎる癖があったので、
それが、自分の事もちゃんとどういう気持ちなのか
見れるようになったのかもしれない。
以前の私は、
自分の事は二の次、というより無視をしていたんだと思う。
「いつも笑顔で」とかそういう事も、
私の場合は、他人の目を意識して他人本位の行動だったのかもしれない。
私が慌てたり、焦ったりしやすい性格は変わらないけど、
冷静でいられる時間は以前よりは増えたんじゃないかと思う。
帰宅後の一人反省会も相変わらずで、
「もっとあの時こうすれば良かった。」
「こう言えたらもっと上手く伝わったのに。」
と、だらだら続くネガティブ思考はいまだにあるけど、
その中で、「あれ?私フツーに断ってたな」
と気が付いた。
さらりと断ったり、
冷静に動ける自分がいたり、
こういう自分もいるんだな、
と初めての自分の知らない一面が見られてちょっと驚いた。
他人から見たら何のことはない変化かも知れないが、
私にとっては大きな変化だった。
それが、「勇気が必要で」とか、
「意を決して」とかじゃなく、
ただ普通に、自分でも意識しないうちに出来てしまったことが、
こういう事をできるのが腸の凄さ。
なのではないかと思った。
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