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無形サービスを有料で提供していくことの難しさ

▼お金をもらうべき時

知識や経験、それに基づいた技術や能力を提供している方々あるあるかと思うのですが、本来お金をもらうべき対応なのに気軽に相談されること、ありますよね。

わかりやすく、物とか料理とか手続きとか、そういった案件であれば双方納得して金銭取引できると思うのですが、LINE一行で解決策を返せてしまう時になんとなく請求しづらかったり、相手も払いたくない気持ちだったり、ありますよね。

ただ、ここを解決しないと、ぼくみたいなお仕事の人はやっていけないので、日々トライアンドエラーです。

▼一言で解決するために数年かけている

例えば、その場でなんの検索もしなくても答えられる相談にパッと答えたとします。

相手としては、すごくカジュアルに解決してしまってるので、料金が発生すべきやり取りだとは思いません。

でも実際には、その答えを出すために、何年も勉強と経験をして、数十から数百万単位のお金を自己投資して、その結果言うことができるLINE一行だったりもするわけです。

かけた時間や、納品物量を報酬に比例させる感覚に基づいてしまうのはしょうがないのですが、それだとこれまでのぼくが浮かばれません。

▼とっかかりが重要

なので、「いかに価値をわかって頂くか」と、「着手前に約束を固めておくこと」が重要なわけですね。

元々親しかったり、なんとなくヌルヌルッと相談が始まっちゃったりした時って、とても言いづらいのですが、ここら辺をハッキリさせることも仕事のうちなんだと思います。

飲食店の友達に「仲良いんだからタダで食わせてよ」とか言わないじゃないですか。

服屋の友達に「仲良いんだからタダで着させてよ」とか言わないじゃないですか。

極端な話に聞こえるかもしれませんが、これが実際に士業とかコンサルとか、その他カタチを見せづらい業種の方に起きていることかと思います。

▼ただし提供側の言い分である

とはいえ、それはコチラ側の言い分でしかないという側面もあります。

以前と比べて、検索コストがグググッと減りまして、ちょっと頑張れば解決策を調べられてしまうことがとても多いです。

Excelの使用方法とか、You Tubeでとてもわかりやすい動画が無料で見れますよね。

士業さんが専門特化していることも、あと数年でほとんどAIが解決しちゃうんじゃないかと言われてたりします。

それはもうしょうがないことなので、「有料でも髙木さんに相談したい」と言ってもらえるぐらい、色んな意味で自分を高めなきゃならんわけですね。

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