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腕が動くのではない。背中の動きに腕がついてくるのだ。

2011年8月4日

ポールドブラ(腕の動き)について
「腕が動くのではない。背中の動きに腕がついてくるのだ。
腕だけが動くのは手旗信号である。」

”腕を大きく動かしなさい。”、”腕を背中から使いなさい。”
という注意は幼いころから聞いていて、あくまで、一生懸命に「腕」を動かしていた。ところがタカギバレエで知ったのは、そもそも腕ではなくて、
背中に意識を向けて、背中の動きに合わせるように腕が動く、あるいは動かすという意識だった。

私にとって画期的なこの一言で、ポールドブラについての意識が変わった。
背中の動きに付随すると考えれば、右の腕が高く上がれば、左は背中に合わせて自然に下がる。背中一か所への意識で、両腕の動きを自然に規定でき、動かさない腕が忘れられたようにぶら下がることもない。

また、胸から下を動かさない土台のように考えることで、胸から上がどのように自由に動いても、胴体がしっかり支えるので、腰から下がぐらぐらすることもない。

動かす要の部分(背中)と動かさない部分(胸から下)をハッキリさせることで、より自由な表現ができる。
これは、ただ「意識を変える」ことだけで誰でもできるのだ。

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